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内容説明
遊び心は、ゆとり心でもあります。いま、この時代に「そんなゆとりはない」といわれてしまいそうですが、逆にこんなときだからこそ、遊び心をもちたいものです。現役なら、会社と家庭の往復だけで過ごし、仕事にも成果主義を求められて、ムダを省くことがモットーとされます。サラリーマンにとっては厳しい世の中になりました。しかし、それで本当にいい仕事ができるのでしょうか。ムダをなくすことが効率のよさにつながるのなら、それは現状の効率を上げるだけにとどまり、新たな飛躍にはつながりません。本書に紹介されている「6つの遊び」を知れば、人生の愉しさは、もっと深くなります!
目次
第1章 大人の男の「遊び方」―遊び心
第2章 心のゆとりをつくる「好奇心」―趣味
第3章 「男の色気」は酒から生まれる―作法
第4章 モテる男の「距離」のとり方―恋愛
第5章 「ムダ金」から生まれる人生の糧―お金
第6章 「心の器」を文化で広げる―芸術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いっちー
3
◆適度なサボり(息抜き)は大事なムダ(心の余裕)♪仕事のできる人ほどよく遊ぶし、よく遊ぶ人ほどいい仕事をするもの◆男はムダ金を使うことで鍛えられ磨かれる。◆ギャンブル…「負けを楽しめない人」は最初から博打などやめた方がいい◆男を磨くにはある程度の小遣いが必要◆小遣いの自由度が低いと人間がケチになる◆ゆとり♪遊び心♪息抜き♪人生で本当に大事なのは毎日を愉しく、生き生きと過ごすこと!なんだね♪2013/03/20
いぶしぎん
2
効率のよさ、合理性だけを追い求めがちな自分にとって、無駄の効用と遊びの重要性を説く作者の考え方はとても新鮮。ユニークな発想は、「無駄に過ごす時間」から生まれるのではないだろうか。ムダが人生の豊かさである。という発想には納得させられました。無駄な物や行動を受け入れ、愛せるくらい、心にゆとりがある。そんな粋のある男になりたいと考えさせられる一冊でした。2013/01/18
ひろし
2
同意できる点もできない点もあったが、趣味を持って遊ぶことは大事だと思う。2012/10/18
雑賀THE王
1
目立った遊びをすることなく、心から楽しめる趣味もなく四十代を迎えてしまった、、、金銭的に多少の余裕ができた今、生きる糧、好きでもない仕事のストレス解消になるものが無いかと、本書を読んだ。 結局、何となく続けている散歩、読書、アニメを愉しむぐらいしか自分にはないかな。 全て自己完結でき、楽しみを他人と共有しにくいものばかりで、少し寂しさを覚える。2019/04/25
ひろし
1
再読して改めてこの本は、自分にはあまり合わなかったと思う。結婚してから、モテを中心に据える遊び論には薄っぺらさと違和感を覚える。ただ、年長者の世代が、遊びと呼ぶものにどんなジャンルがあるのかを知るのには役に立った。あと、世相の変化を知る材料にもできるので、近年の若者の生き方論と比較して読むのも良いかも。2017/08/18