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内容説明
世界経済は、なぜかくも簡単にアメリカと心中したのか? 作る側から買う側に変身しつつある中国のゆくえは? これからドル・元はどうなる? 世界経済の流れと本質を、河合塾のカリスマ講師と漫画界の鬼才が超平易に解説。「仕組み」をつかめば、毎日の経済ニュースが驚くほどわかる!
目次
第1章 繁栄は戦争のうえに(アメリカ、世界一の工業国に 防衛するヨーロッパ ほか)
第2章 乱暴なドルが地球を回す(アメリカ車売れなくなる ニクソン・ショック ドル暴走を始める ほか)
第3章 金融経済の落とし穴(舵を切るクリントン 実業から金融への転換 ほか)
第4章 沈むアメリカ、昇る中国(アメリカはチェンジできるか? 中国が米国債を買う理由)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
7
青木&片山、このコンビは名コンビである。経済に疎い(いや無知だな)の私にもすらすら読めてサクサクとわかる。池上彰に負けないわかり易さ。さすが河合塾世界史講師と、世界一わかりやすい三国志『SWEET三国志』の漫画家だ。漫画が本当に理解のナイスアシストである。それにしても世界はつくづくアメリカに振り回されている。しかし世界の天下人が日本の仮想敵国・中国に変わりつつある。尖閣問題はエネルギー問題か。2013/02/08
ラウール
5
★★★★★アメリカを中心にして見た、世界経済入門。世界経済に興味があるけど、予備知識はないという人にはかなりおすすめ。マンガが入っていて面白いし、理解しやすい。「経済」というものに対して苦手意識があった私でも、楽しみながら学ぶことができた。2012/04/01
蕭白
3
かなり分かりやすく書いてくれています。が、それでも難しい経済の仕組みです。わかったような気にはなるのですが・・・。2011/10/04
miki
2
マンガも交えて、わかりやすい文章で説明してくれています。世界経済、特にアメリカ経済がどのように推移してきたか、どういう思惑で国の金融政策が行われてきたかを改めて知って面白かったです。初心者におすすめ。2016/09/03
uuuki
2
世界経済の本だから現代が中心かと思ったら、アメリカ中心の経済史の本でした、中高生の頃に退屈だった世界史の近代が部分的にわかって良かったと思います。解説の前に漫画があってそれを読んでから確認できるので、わかりやすかったです。2012/08/10