クイーンズコミックスDIGITAL アリエナイ月曜日

著者名：もんでんあきこ【著】

集英社（2014/05発売）

• ISBN：9784088656441

内容説明

神や天使は存在する。ただ人間が想像しているのとはかなり形態が違うのだが…。天界の生命維持管理局。その局長が【神】で職員が【天使】にあたる。この物語は、そんな彼らの愛と苦悩と喜びの記録である。　【同時収録】シカタナイ一夜／キリガナイ虹の果て／ヤルセナイ愚か者

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はつばあば]

読み友さんはBLがお好きと書かれていたような・・。そんなBLかと半ば期待、半ばソワソワと。トンデモナイ。年寄が読むには最高かも。死後の世界・死後の世界からまた人としての生を得る。輪廻転生するも、生前　悪であった者が天使に。まぁ人として生まれて、悪い事をしないで一生を終える人などいるはずもないから、死後は皆、天使になれると。奥の深い本でした(^^♪

2017/01/24

[とも*]

天使達で繋がっているオムニバスな1冊。 ファンタジーな設定が面白いんだけれど辛い立場のキャラのお話なのでどれもしんみりしちゃう話だった。 看取ったら自分も一緒に消えてしまう話が辛かったなー

2015/04/11

[ムック]

表紙だけ見るとBLっぽいな。ちょっとだけファンタジー、でも話の筋はしっかりしてて、人間臭さがもんでんさんらしい。キリガも渋いけどシカタが格好良すぎる～これはまたあちらも再読せねば♪

2011/12/03

[でんか]

短編連作集。天使たちがおりなすものがたり。死後、わるいことをしたひとが天使になり、死者の魂を回収していく。そこでまた人に生まれ変わる、てな設定がある。基本天使はイケメンさん＆美人さんなのだが、本体は、まるっこいほよほよした存在。さらーっと読んだだけではイマイチその辺のオリジナル設定が飲み込めなかった。天使さん周りの人情噺をほろりとさせられながら読む本みたい。悪くはないのだが、展開がお約束というか手あかのついたようななんとなく既視感があるお話づくりで、いまひとつ、という印象。

2018/03/28

[虹雪]

短編集だけど一つのシリーズになっていて面白かった。天使は死ぬ間際の人の願いを叶えたりしますが、基本かっこいい。だけど球体との差がありすぎる。かわいいけど。天使は人だった時に色々やらかした人達だけど、むさ過ぎる局長は二百年天使してるって、生きてる時に何をやらかしたんだと思っちゃう。

2015/06/27