内容説明
多くの苦難を乗り越え、戦国の覇者となった徳川家康。それを可能になったのは、家康の器量のみならず、家康の抱えた家臣団の力によるところが大きい。徳川十六神将をはじめとする武功派、行政手腕を発揮した文官派、ブレーン、松平一族まで一挙掲載!
目次
序章 徳川家康の系譜(徳川家は清和源氏の末裔;今川氏の圧力 ほか)
第1章 力で仕えた武官派家臣団(酒井忠次―徳川四天王、徳川十六神将の筆頭格;本多忠勝―「家康に過ぎたるもの」と評された天下無双の猛将 ほか)
第2章 行政手腕を発揮した文官派家臣団(本多正信―外交・戦略面で働いた家康の謀臣;本多正純―父正信と連携して権勢を振るった策士 ほか)
第3章 家康のブレーンたち(南光坊天海―前半生に謎を持つ初期幕府の政治顧問;金地院崇伝―幕府の基本制度を作った実務派顧問 ほか)
第4章 松平一族(庶家)(三代信光系松平家;四代親忠系松平家 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maito/まいと
7
これぞ、ザ・歴史マニアック本(爆)徳川家康と、人質・属国・苦渋の道を共に歩んできた家臣団をまとめた本書は、家康(徳川)ファンにはたまらない内容。特定の家ファンではなくても、戦国ファンなら持っててて損無し!メンバーは(後の)譜代家臣だけではなく、松平分家や商人・僧や学者など多士済々。ステージを上げていった家康と連動するように、新たな能力や才能を持った男たちが名を連ねるのも、土地に根ざした徳川軍団ならではの力なのだろう。出身にこだわらない織田や、根ざしたコミュニティを持たないスタートの豊臣と比較すると面白い。2014/03/13
ゆうへい
1
メインの徳川四天王以外にも十六将や官僚派のブレーンや武闘派の面々がそろっています。その武将たちの様々な列伝が忠実に語られています。徳川家臣団を知る上では、貴重な一冊に過ぎないでしょう。点数をつけるなら80点ぐらいでしょう。もう少し文章に工夫を凝らすべきでしょう。
こぶね
0
辞書みたいな感じかな2012/02/24