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内容説明
〈名ピアニスト〉はいつの世もいる。しかし世紀を代表する〈巨匠〉は稀である。天才的な技巧や感性、音楽的業績だけでは計れない〈巨匠〉という存在、それは戦争で世界が混乱する二十世紀、同時多発的に開花した。当時、作曲家としてよりピアニストとして名高かったラフマニノフ、神技のホロヴィッツ、情感溢れるルービンシュタイン……他、計10人の大ピアニストが運命的に出会い、からみ合い、それぞれの人生と音楽を変えてゆく――。歴史の流れと共に消えた最後の巨匠たちの物語。
目次
第1章 二十世紀の幕開け―ラフマニノフの再起と天才たちのデビュー
第2章 第1次世界大戦―闘うピアニストたち
第3章 帝国の終焉―アメリカという新市場
第4章 新しい時代の始まり―ホロヴィッツ登場
第5章 レコード時代到来―ルービンシュタイン対ホロヴィッツ
第6章 二つの独裁国家―ピアニストたちの苦悩
第7章 第二次世界大戦―ピアニストたちのそれぞれの闘い
第8章 戦後処理と新たな出発―リヒテルとグールドの登場
第9章 ピアニストたちの和解と決着



