システム障害はなぜ二度起きたか みずほ、12年の教訓(日経BP Next ICT選書)

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システム障害はなぜ二度起きたか みずほ、12年の教訓(日経BP Next ICT選書)

  • 著者名:日経コンピュータ【編】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 日経BP(2014/04発売)
  • シルバーウィーク後半!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~9/26)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822262594

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内容説明

2011年3月11日の東日本大震災の直後に起きたみずほ銀行のシステム障害。2002年の経営統合直後に続く二度目の大規模システム障害は何故起きたのか?

 20年以上にわたって「動かないコンピュータ」を追い続けてきた日経コンピュータ編集部が関係者に徹底取材。義援金の振り込み集中が大規模障害につながるプロセスを平易に解き明かすとともに、失敗が繰り返される真因に迫ります。

 金融分野のみならず、障害が深刻な信用失墜/損失につながるミッションクリティカルシステムに携わるすべてのビジネスパーソン必読の一冊です。

目次

第1部 震災直後、「またか」の大規模障害(検証、混迷の十日間―緊急対応の遅れがトラブル拡大を招いた 重なった三十の不手際―真因は経営陣のIT軽視、問題先送りのツケが回る ほか)
第2部 合併直後、「まさか」の大規模障害(現場任せが諸悪の根源―トラブルの種は一九九九年八月にまかれていた 無理なシステム統合計画を立案―当初計画は二〇〇〇年十一月に破綻 ほか)
第3部 トラブルはどこにでも(金融機関で相次ぐ大規模障害―東京証券取引所、東京工業品取引所 あわや人命にかかわる事態に―東京消防庁、国土交通省、気象庁)
第4部 システム障害と闘う(基幹系システムに危機迫る―肥大化に対処できる人材が払底 経営トップがすべてを左右する―システムが分からないなら退任せよ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

87
みずほ銀行で繰り返された合併直後の2002年のシステム障害と、東日本大震災後の義援金振込で起きた2011年のシステム障害の原因を丹念に厳しく追求する良書。また、証券取引所、消防庁、空港の管制システム、気象システムなど、公共性が高くミッションクリティカル性が必須のシステムでのまさかの障害事例の紹介と、システム障害の防止策への提言も行われている。何十年も前のシステムがブラックボックス化したまま一億行規模に肥大化したり、単純ミスがあわや人命に関わる事故に結びつきそうになったり、背筋の寒くなる話が多く勉強になった2014/07/04

KAZOO

72
みずほのシステム障害に浮いては最初の時にも同じような本が出版されています。これにも前回の分析が掲載されています。基本的には私は人災であると思います。この銀行は、システムについてはあまり重要視をしていない気がします。ほかのメガバンクでは頭取になるような人には、必ずシステム担当役員などを経験させています。あるいはシステム企画部長など。金融機関のリスクは何かを全然理解していない気がします。2015/10/02

T2y@

36
読み応え充分な企業ノンフィクション。経営サイドへの批判と提言が軸だが、もう少し現場担当者への取材と、そこからの声が欲しかった処はある。 三菱東京銀行の評価が高いが、確かにアプリやサイトのUIは秀逸。 みずほは?と言えば、本書の事件から約四年。サイトの見た目などからは、大きく改善されたのかは疑問ではある。2015/12/30

わらびん

8
システム開発に携わっているからなのか、丁寧な内容と思える。消防庁や気象庁などでも大規模トラブルが生じていたのは、業界人として恥ずかしながら知らなかった。どうしても「うっかりミス」を容認してしまう自分がいる。また、日本人としてのPMの質はいままでも疑問視していたが、こう指摘されると、改めて世界を見なくてはとおもう。2011/10/05

ゆき

7
システム開発にかかわっているものとしては、時系列での障害発生のさまはどきどきしながら読み進めた。IT投資への軽視や、経営判断があやふやなままでの開発サイドへの皺寄せなど、どこにでもありそうだし、その結果としてここまでの大きな被害を出してしまう怖さを改めて感じた。復旧に当たって尽力した方々のことを思うとほんと、壮絶だったんだろうなと思う。川上で押えないと、やっぱり大変なんですね。2013/04/03

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