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内容説明
震災後のグローバル時代に持つべき覚悟。
名著『社長が戦わなければ会社は変わらない!』に大幅加筆。リーマン・ショック、東日本大震災など幾多の試練を乗り越え、ますます真価を発揮する金川流経営のすべてを明かす。
【著者からのメッセージ】
厳しい経営環境下で、企業が利益を出し続けるのは並大抵のことではありません。
苦しいときにこそ、その企業がどれほどの強さを持っているのかが試されているのだと思います。
危機のときにこそ、企業は自らの体質を強化しなければ生き残れません。
そして、そのカギを握るのは、経営者なのです。
(序章より)
本書は、2011年8月に東洋経済新報社より刊行された『危機にこそ、経営者は戦わなければならない!』を電子書籍化したものです。
目次
序章 危機と戦う経営―会社を救えるのは経営者しかいない
第1章 新しい危機との戦い―最大の貢献は利益を出すこと
第2章 戦って乗り越えた危機―不況でも利益を出す
第3章 自分流の経営で戦う―「私のボスは株主」
第4章 会社を変革するために戦う―抵抗勢力にひるまない
第5章 少数精鋭でムダと戦う―ゼロからの発想で必要なものを考える
第6章 世界を舞台に戦う―海外でも自分の経営哲学を貫く
第7章 戦うトップの条件―経営者に求められる能力と覚悟
第8章 日本企業よ共に戦おう―どんなときでもチャンスはある
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Naota_t
3
★3.4/著者は元・信越化学工業会長(2023年没)。彼の著書を読むのは3冊目。本書は、東日本大震災について加筆されている。全体を通し、彼の信念をもって「〜すべきだ」と言い切る書き方が好感を覚える。それが何十年も第一線で経営してきた結果だろう。中でも印象に残った点:世界的な不況時はマンネリに陥らずやり方を見直すいい機会、会社経営の目的は株主に報いること(報いるために従業員にやる気になってもらう)=IR活動は重要、個々の使命感を果たすことで株主に報いる、重要な経営指標は配当性向やROEではなく継続的な増益。2023/08/02
ご〜ちゃん
2
財務の仕事を例にした、改革の話。「取引銀行の数が多いので、できません」という財務担当者に対して、「それならば、取り引きする銀行の数を減らしたらいい」と金川さんの発想。担当者の考え方と経営者の考え方の相違を端的に現したものだと思うし、両方の発想ができるように、事実を正確に認識していきたい。2014/10/11
ふぇるけん
2
名経営者として知られる信越化学の金川会長によるまさに「実践的」な経営本。実績に裏づけされた経営論は説得力が感じられる。「枯れた」事業でも利益が出せるのであれば残す、できるだけ多くのキャッシュを確保しておき、その範囲で投資していく、などといった経営の定石と若干異なるアプローチでもきちんと自分で判断して進めていくあたりに信念を感じた。2012/06/13
くらーく
1
金川会長は日本で最も優秀な経営者だと私は思います。企業の目的が収益を上げる事(=ステークホルダーに付加価値を与える事)であれば。図体ばかり大きくて、売上は何とかキープしてもさっぱり営業利益から純利益を残せていない企業の経営者がどれだけ多いことか。 この本が1600円程度で売られていること自体に感謝ですな。2016/02/13
手押し戦車
1
日本版GEの元CEOで選択と集中、少数精鋭で効率経営のやり方が凄い!子会社460人で営業4人で年商2000億円利益200億円しかも会社に階層がな全く無駄のない経営。いい勉強になる2014/02/25
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