角川ソフィア文庫<br> 海の特攻「回天」

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角川ソフィア文庫
海の特攻「回天」

  • 著者名:宮本雅史
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • KADOKAWA(2014/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044058036

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内容説明

第二次大戦の末期、人間魚雷「回天」に搭乗し必死の出撃をした青年達がいた。若き特攻隊員が命を賭して守りたかったものは何か。手紙や証言を通して、彼らの一途な想いと覚悟の本質に迫る感動のノンフィクション。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5
泣きました。回天特攻隊員の気合いがすごすぎます。死ぬ覚悟はいつでも出来ている、死の新兵器と言われようが物おじせず志願していく隊員たち。数々の遺書や日記に見られる家族や国を思う気持ち、未来の日本人にも同じような精神を持ってほしいと願い突入していった彼らが願った将来の日本人に自分が全くと言って言い程ほど遠い人間であることを恥じます。2014/05/23

ジョバンニ

4
航空特攻隊とは違った上下関係や、回天搭乗者は純然たる募集で決まったという事実は、大変興味深かった。また、回天創案者の黒木少佐の手紙に綴られらた国への想いには衝撃を受けました。これをどう捉えればいいのか複雑な部分もあるのですが、憂国の士として散華した彼らには感謝の気持ちを抱かずにはいられませんでした。2015/07/26

makiru

1
まだ10代、20代の若者が家族や国を守るため、自ら特攻に志願する。自分の命で国を守り、未来の日本の子供たちが幸せに暮らせるならと特攻という手段を選んだ人たちがいて、そのうえに今の自分たちがいると思うと、涙が溢れてきました。こういった人たちに感謝して日々過ごして生きたいです。2014/07/08

めっちー

1
回天に乗り込んだ人達みんなが、志願したという事実に驚いたが、いくつもの葛藤を経て、出征前にはいつもと同じように、明るく振る舞い、平常心で仕事をしていた彼らは悟りの境地に達していたと思う。私たちから見ると命を散らしていくのは、「気の毒」「犬死だ」と思うが、本人たちや周りの人々は悲観的に考えず、むしろ「うらやましい」と考える人たちがいたと言い、当時の目線でないと分からないこともある。彼らが命を懸けてまで、守ろうとした日本を私たちも守り続けなければならない。2012/03/12

チコ

0
8月に読みました。特攻に対して持っていた感じ方が変わった。読んで本当に良かったと思う。

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