内容説明
信長・秀吉を中心とする安土桃山は画期的な時代だった。戦国を終わらせ江戸へと橋渡しするこの時代は、主役の二人の個性がきわだっているが、脇役たちにも魅力あふれる人物が揃っている。面白い人物たちを通して安土桃山時代の真の姿を知ることができる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ようはん
22
この本で最も印象に残ったのは日乗上人。前半生ははっきりせず、尼子氏の家臣ともいわれ毛利氏に転じた後は出家して京に登り何故か財産を築いて天皇直々に上人号を受け、信長にも気に入られて知行を受ける謎の出世を遂げる。安国寺恵瓊からは周公旦・太公望の如くと評され、宗論を戦わせたフロイスからは悪魔ともギリシャの雄弁家デモステネスに例えられた。このような人物が出てくるのが戦国時代の魅力であろうか。2023/04/11
Tomoichi
20
最近この著者の一連の信長ものを読んで、小説の中の信長ではなく史実の信長をアップデートしているが、子供の頃に比べて評価を不当に下げられている秀吉について本書ではかなり詳しく書いてくれて私としては満足な一冊でした。天下人秀吉についてより知りたくなった。2024/12/08
鐵太郎
4
信長、秀吉、そしてそれを取り巻く人々を、谷口さんはこの本でこんな風に魅力的に、興味深く描きました。これは、歴史的に信頼できる史料に基づいて、できうる限り公平かつ正確な歴史解釈を試みた人物群像です。彫り込みが浅いところがありますが、読む価値がある本です。2011/08/14
瑠璃唐草
2
広く浅くわかりやすく、つまり取っ掛かりにはすごくよいかと。マイナーな家臣を紹介しているのも、面白いと思います。2016/02/26
ののじ
2
あまり知られてない人の事も、地図と史料で説明されてるので面白く読めた。戦国時代の人たちは体力的にも人間関係的にもタフだなー2013/06/25




