内容説明
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放射能に関する基本的な知識をはじめ、妊娠中、授乳中の女性、子育て中の女性が注意するべきことを、イラストを多用して解説しています。
「子どもを公園で遊ばせたり、サッカーをさせても大丈夫?」「野菜や魚は、どう調理したらよいの?」「哺乳瓶の消毒に、水道水は使っても大丈夫?」といった具体的な疑問に、著者が、科学者としての良心にもとづいて答えています。
理想は「被ばく量ゼロ」。放射能の影響を最小限に抑えて、家族が安全で健康な生活を送れるための数々の対策を紹介していますので、ぜひ実践していきましょう。
目次
プロローグ 被ばく量は少なければ少ないほど安心です
第1章 暮らしのなかで気をつけることは?
第2章 通園通学やお出かけのときに注意することは?
第3章 食べものや飲みものはどうすればいいの?
第4章 赤ちゃんや妊娠中のママはどうしたらいいの?
第5章 そもそも放射線って何?
第6章 すぐ役立つ放射能対策Q&A
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
7
これは素晴らしい本。今のところ放射線関連書籍で、実用性、堅実性がトップクラス。放射線への評価は安全派。この手の本で懸念される攻撃性、排他性は全くないし、逆に実際的な具体策と読者層をきちんと想定した分かりやすいイラスト入りの語り口で、家族や地域での生活全般での放射線対策が学べる。今は大気中の放射線は気にする必要はあまりなく、地面に溜まりやすい場所に気をつけましょう、ということ。巻末は料理をする親御さん向けに各食材の放射性物質除去方法まで学べる優れ物。放射線関連で、普通の人が真っ先に読むべき本だろう2011/10/04
nuna
3
良書。しきい値なし直線仮説の立場で、ゼロリスク主義ではなく可能な限りゼロに近づけるという現実的な方針。ターゲットを子どものいる母親に絞り、日常生活での危険性や、危険性を下げるにはどうすれば良いかを一トピック数ページで読みやすく示している(家庭でできる害のない対策を明示しているのがとにかく何かしたい人対策として特に良いね)。小一時間あれば読める本なので、母親に限らず本書に目を通しておけば、断片的な情報でもって「放射能」を恐がるのを止める事ができると思う。2011/08/31
あおい
2
一読の価値あり。とくに、不安だけど放射能問題とどのように向き合い、どんな対策をすれば良いのか分からないママに薦めたい。すぐに生活に取り入れられる具体的な対処法がたくさん載っているのも有り難い。どう対処すれば良いのか教えてもらえる機会って意外と少ないので、役に立つ内容はきっとあると思う。2011/11/04
Sheep
2
福島県二本松市長の三保恵一さん推薦書。 実際に野口先生の講演を伺った後で購入した本です。被ばく量は少なければ少ないほど安心、放射線について正しい知識を身につけ、日々の暮らしの中で役立てましょう・・・という本。もう少し突っ込んで教えて欲しいと感じる部分もありますが、放射線について、被ばく量を出来る限り減らすための方策が、平易な言葉で分かりやすく解説してあります。不安が解消し、実践できることが見えたお蔭で、将来に希望も持てました。2011/10/12
えがお
2
正直、私は結構無頓着なのだが、夫はあれこれ気にして自分なり調べているので図書館で見つけたこの本借りてみた。結局王道はなく、よりベターなもの、少しでも推奨されるものをコツコツやる。そーいうことなんだなと実感。2011/09/02




