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内容説明
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厳選花火から流行の花火色、製造と打ち上げの工程まで
日本人は根っからの花火好き。夏に行われる花火大会だけで年に4500回もあったといわれています。
江戸時代からはじまった日本の打ち上げ花火は、花火師たちのたゆまぬ努力により、さまざまな色や形、演出のバリエーションを広げてきました。
本書では、打ち上げ花火の種類や大きさから地域ごとの特色や規定、そして最近の流行まで、日本の花火の魅力を幅広く紹介していきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文章で飯を食う
9
花火の豆知識など。写真と著者の花火への愛情が詰まっていて、幸せになる1冊。2015/09/08
kubottar
5
花火の作る工程が見ていて楽しい2011/08/28
西澤 隆
2
ラジオ番組にゲストで出ておられてすごく興味を持った。花火をあげる現場を撮りたくて、火薬を取り扱う現場に入るために花火師の資格を取ったくらいの花火を撮る写真撮り。デジタルでなくフイルムを使うのは「色が映えすぎるのがイヤだ」。そしてその理由は花火をつくる会社によっておなじ色でも風合いがちがうから。短い期間ちょちょっと撮ってる人はこんなこと思わないよなと、シロウト写真撮りとしてはとても頷いてしまうのだ。花火は火薬を爆発させるもの。だから花火が盛んな国は火薬を武器として厳しく統制しなくてよい国。日本でよかったなあ2020/11/21
中土居一輝
2
日本人にとってとても身近な花火について、やさしくでも詳しく書かれてます。これを読んでから花火大会に行くと、ひとあじちがった見方ができそう。2014/08/19
関東のカササギ
1
カメラマン出身の著者の豊富な写真は美しく、惚れ惚れとしました。内容も、製造から打ち上げ、大会運営まで広く扱ってます。条例で規制に差があるので、都道府県で出来る花火・出来ない花火があるのは目から鱗でした。ただ、そもそもなぜ花火は光るのかといったことや、歴史についてはもう少し掘り下げて欲しかったです。2020/10/12