春雨物語という思想

個数:1
紙書籍版価格
¥3,520
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

春雨物語という思想

  • 著者名:風間誠史
  • 価格 ¥2,816(本体¥2,560)
  • 森話社(2014/04発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 750pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784864050272

ファイル: /

内容説明

「もののあはれ」の共同幻想や、『雨月物語』の対幻想という「物語」空間を拒否し、そこから限りなく遠ざかりつつ、なおそのことによって「物語=寓ごと」を示そうとする『春雨物語』の戦い、あるいは抗いを“読む”。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

目次

序章 『春雨物語』を読むとはどういうことか(『春雨物語』を読む前に
『春雨物語』とは何か
「血かたびら」とは何か
『春雨物語』十編の流れ)
本説 『春雨物語』という思想(『春雨物語』論のために-私的研究史と仮説、もしくは妄想
「死首の咲顔」試論
「捨石丸」試論
「樊(かい)」試論)
余説 『春雨物語』以前(「上田秋成」の「小説」
近世小説の「表現」-秋成の浮世草子と『雨月物語』
近世中期小説の上昇過程-都賀庭鐘から秋成へ
本当は恐ろしい?『雨月物語』)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨグ=ソトース

0
前半は春雨物語の各篇について著者の見解が述べられていますが、後半では他の秋成研究の専門家の論考について批評がされています。春雨物語を「議論の場」とする捉え方が面白いと思います。勉強になりました。2017/12/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4006392
  • ご注意事項