逃避めし

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逃避めし

  • 著者名:吉田戦車【著】
  • 価格 ¥1,529(本体¥1,390)
  • イースト・プレス(2014/04発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784781606019

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内容説明

シメキリ迫る非常時に、なぜか創作料理を作ってしまう。そんな逃避の日々を綴った、著者初の私的料理エッセイ。連載時の文章に加筆し、描き下ろしイラスト多数と、新作『めしまんが』も収録! ―「何も今作る必要はない。だが、そんなときにこそうずくのが逃避の虫である。仕事が遅れるかもしれない、担当編集者に申しわけない。そう思う気持ちこそが、なによりのスパイスだ」(本文より)

目次

奥州しょうゆ豚弁当
鴨入り玉子かけご飯
塩ラッキョウカレーライス添え
日の丸そうめん
ナスひやむぎ
チビ太のおでん
『ひとまねこざる』のうどん
前沢牛の牛鍋
ちくわの穴確認弁当
大葉味噌〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

473
90年代、当時は漫画を読まなかったわたしが唯一読んでいた『伝染るんです。』の作者さん。締め切り間近に「こんなことしてる場合じゃないんだけど」作る仕事場でのひとりメシの数かず。インスピレーションは、池波正太郎先生の古典やら故郷の母上がかつて作ってくれた料理やらから。どれも素朴だし凝った食材を使っているわけではないのに、懐かしく魅力的だ。『伝染るんです。』以降ご無沙汰している先生の作品もまた手に取ってみたくなる。2022/05/22

おかむら

58
1人でチャチャっと作って1人で食う幸せ。家族がいない時自分だけのご飯作る気しないのよねーという主婦の話もよく聞くけど、私は1人んときに好きなものをテキトーに作って食べるの大好き。この本では「T君の納豆オムレツ」はやってみたいわ。「手を抜けるだけ抜くことがうまさにつながるという、学生自炊の鏡のような料理」だそう。いいぞ!2015/12/24

アズル

27
なぜかちょくちょく、読んでしまうこの本。ちょっとした「料理のヒント」もあり、あー美味しそう、といつも思います。2015/10/12

shimaosa

27
逃避したいからなのか単に心がデブなのか非常に美味しそう。ネタに走り勝ちな人かと思ってたけど普通に食べたくなる料理ばかり。二回にわたるマリーとアントワネットの絵みたいな挿し絵も素敵。2014/12/03

スノーマン

25
ざっくりと適当に作っているようで実はセンスあるものが多かった。締め切り前の追い詰められた感じ、美味しくてもヤバくても食べるのは自分、自給自足自己責任ごはん。そして漫画でもおなじみの少し斜めからのカーブみたいな表現の文章。全てが絶妙にマッチして、とっても面白かった。一刷発行のものだけかもしれないけれど、所々材料が明らかに違うメニューのものがあるのは、誤植なのか吉田流の罠なのか…サメ丼の材料【ハム、魚肉ソーセージ、キャベツ】これは何ページか前のハムカツ、ギョソカツの材料ですよ。。サメ逃避!2014/02/14

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