ルポ 青年期の発達障害とどう向き合うか

個数:1
紙書籍版価格
¥2,090
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

ルポ 青年期の発達障害とどう向き合うか

  • 著者名:佐藤幹夫
  • 価格 ¥1,799(本体¥1,636)
  • PHP研究所(2014/06発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569797984
  • NDC分類:378

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

「大人の発達障害」が世の中に周知されてきたが、本書はその前段階の大学生、高校生の発達障害について取り上げたものである。子どもでもなく、大人でもない、思春期以降には、対人関係や自尊感情、性など特有の難しさが加わってくる。そのとき発達障害という「生きづらさ」を抱えた人たちは、どのような壁に突き当たるのか。また、周囲はどのような支援・サポートを行なえばよいのか。養護学校教諭として20年のキャリアを持つジャーナリスト・佐藤幹夫氏が、高校、大学、高等専門学校の現場を取材し、支援の現状と課題をレポートする。また、発達障害の原因論や障害者教育の歩みについても解説し、発達障害についての理解を深めるとともに、今後の社会のあり方や教育の方向性についても提言する。

目次

第1部 特別支援教育の現状(「地域」で行う大学生の発達障害支援―ある大学附属特別支援学校の支援部に見る取り組み 「学級崩壊」と特別支援教育―ある小学校に見る学級崩壊の事例 特別支援教育は「高校中退」を救済できるか―千葉・船橋法典学校に見る特別支援教育の取り組み)
第2部 発達障害と特別支援教育(「発達障害」をどう考えるか―育ちの遅れは、なぜ起きるのか 特殊教育から特別支援教育へ―戦後六十年、何が変わったのか?)
第3部 青年期の発達障害とその支援(働きたい若者が就業できない―佐世保高専に見る就労支援の取り組み キャンパスライフにおける「ヘルプ!」を支える―宮城教育大学に見る学生相談支援の取り組み 戦略的支援システムのつくり方―富山大学に見るトータルコミュニケーション支援室の取り組み)
第4部 「社会的逸脱行動」と生き直しの支援(「性的な逸脱行動」と自尊感情の育て直し―ある特別支援学校に見る自己肯定感を高める取り組み 「生き直し」のための生活支援―知的障害者の更生施設「かりいほ」の取り組み)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さなごん

4
大学や高専の事例もあって、自分が求めている情報はあまりなかったが、特に9章の特別支援学校での事例が参考になった。2014/07/16

epitaph3

3
大学での支援、一般就労の問題、性的問題、関係づくりを経験してこなかった青年たちへの支援等。もっともっと知りたいことばかり。特に就労の部分。2014/08/09

林克也

1
佐藤氏の思いがよくわかり、とても参考になった。本としてはもう少し内容・範囲を絞った方がいいかもしれないが、それでもとてもいい内容である。 彼らは違う理解のしかたをしているだけだという考え方。それを推し量って対応する必要がある。 深呼吸すること。農業に携わること。2012/05/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3488652
  • ご注意事項

最近チェックした商品