内容説明
『論語』は、“オジサン”が読む書物? そんなことはありません!
女性の視点で『論語』を読めば、そこには、女性にとってもありがたい教えがいっぱい。
・ 自分の磨き方
・ 美しさや魅力の見つけ方
・ 幸せになる男性の選び方
・ 親や友人とのいい付き合い方
・ 職場でのコミュニケーションのとり方
・ 心も身体も満ち足りたゆたかな暮らし方
・ 人生の幸不幸、運命のとらえ方
……など、二千年にわたって読み継がれるこの叡智、女の人生に活かさない手はありません。
ページごとの項目で構成されているので、読みたい箇所から読んでもOK。
偶然開いたそのページで、あなたが求めるメッセージが、ひっそりとあなたを待っているかもしれません。
さぁ、「女子の論語」の世界に、足を踏み入れてみませんか?
*目次より
【仁】――おだやかな気持ちで、理想に向かう
過去を蒸し返さない/お呼びでないなら発言しない/人に譲る/逃げ道を塞がない etc.
【直】――道理に沿って、まっすぐに
公平に、裏表なく/忠告こそ心を込めて/邪心を捨てる/お金の出どころを考える etc.
【学】――学ぶって、おもしろい
知ったかぶらない/批判するのは簡単だけど/人を知るには、言葉を知るetc.
【美】――男選びの美学
外見で選ばない/収穫を急がない/将来性を買う/火遊びは一度で十分/おぼれないetc.
【志】――道を決める
ひとり、海に浮かぶ/ファイトだけがすべてじゃない/運命を受け入れるetc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lisa
6
論語に出会ったのは高校生の時で、久しぶりにまた論語が読みたくなってタイトルが気になったこの本をチョイス。論語には抽象的に書かれているところが多いので解釈の幅には個人差があると思うけど、孔子先生ならどんな男性と付き合えば自分は幸せになれるかな?という発想自体に苦言を呈してくれる気がする(笑)途中で白けてきた。もっと人間の本質的な部分を知ったり、自分の言動を顧みたり、人生の指針にしたりする教科書みたいな存在(自分にとって)なのでその感覚でこの本を読むと辛い。「女性」のではなく「女子」←の意味深。否 意味浅2015/10/30
左端の美人
2
論語の本は初めて読みましたが、かなり噛み砕いてくれている印象です。 わかり易かったです。 少し堅めの論語本をよんでからまた再読しようと思います。2014/12/14
餃子
1
途中、ジェンダー論的にちょっとどうなの?!となった部分もあったけどさーっと読んだ。学の章がいちばん印象に残ったのは、私が今まさに学生だからなのかな。2016/08/09
ユー
1
想像以上に読みやすくって、やっぱり、先人の教えってスゴイなぁと思った。年月を超えても説得力のある言葉を残せるなんて...ただ、作者の解説というか、現代的な訳はよかったけど、それに加えてもうちょっと、かたい訳もあったら、嬉しかったなぁ。2013/07/20
ねこ
1
なかなかいいことかいてあった。2013/06/21