内容説明
デイリー・グローブ社で働くブライアニーは有能な秘書だが、人には言えない過去があり、職場では冷たい女を装っている。新しいボスが来た日、彼の名を聞いてブライアニーは愕然とする。かつてブライアニーがすべてを捧げた相手、キーロンだったのだ。3年前、キーロンは自分のキャリアのため、彼女の愛を利用した。その結果、彼女は中傷にさらされて職をなくし、警察に尋問され、故郷に戻ることさえかなわなくなってしまった。だがキーロンは、再会に怯える彼女に謝罪や弁解をするどころか、“男をその気にさせて邪険に振る女”と責め立てた!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃろ
10
ヒーローは騙す気はなかったと言っているようだけどどうみてもヒロインを罠に嵌めたも同然。ヒロインは地獄の日々を送ってきたのにヒーローにはあっさりスル-されてしまい納得がいなかい。コミカライズhttps://bookmeter.com/books/16569792019/03/09
ぽこ
4
シークレットベビー、復縁モノ。ヒーローの記事せいであらぬ疑いをかけられて、裁判にまでかけられ、地元を去り名前を変えるしかなくなったヒロイン。お腹には彼の赤ちゃんがいて、生活のためにがむしゃらに働き、過労で倒れて、ヒーローに頼るしかないハメに・・・。元はといえばヒーローのせいで窮地に陥ってるのだから、もっとヒーローを責めても良いのでは!?簡単に許しすぎだと思う。2016/03/26
麻琴
2
全面的にヒーローが悪いのに謝罪もなく、むしろヒロインに非があるみたいな言動が苛立たしかった。ちょっと調べればわかるだろ、お前「ジャーナリスト」なんだろとムカムカ。もっとこてんぱんにヒーローが打ちのめされて真摯に反省してくれたらよかったのに。でも、全体的には悪くなかった。訳も含めて古きよきハーレクインという感じ。古風な言葉遣いもいいな。(初出1984年) ☆42015/07/30
やまと
2
どう考えてもヒーローが悪いでしょ?手紙が届かなかったとか思わない所がおかしい。。。ヒロインの状況を確認する手立てなんていくらでも、あっただろう。。。ほかの方もおっしゃってますが、訳が古臭い?。。。言い回しが変2015/05/26
ぱんだのぷうさん
1
好きな作家さんでしたが翻訳がちょっと…言葉使いが気になって入り込めませんでした。ちゃんと見たら、1984年発売の文庫化だったんてすね。それにしてもなんとかして欲しい!返品したいほど翻訳にガッカリ。2012/10/01