内容説明
その昔、琉球王国という独立国家だった沖縄。その歴史をはじめ、トリビア的な習慣、風俗をコラム風の軽いタッチで紹介。思わず「えっー?」と驚く習慣の数々。私達の知らないワンダーランド琉球・沖縄の素顔に迫る!※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桃水
4
2011/07/05:『目からウロコの琉球・沖縄史』の文庫版とのこと。削られている部分も多々ありますが、加筆されている部分もあり新鮮な感じで読めました。2011/07/05
ピンシヤ
3
今まで想像さえできなかった琉球人の生活について言及されていて面白かった。進貢船にビラビラとたくさんの旗がついているのは無事に生きて帰りたいという強い願いだったことが分かった。海は天候も海賊も怖い。オランダ旗の話は興味深くも「本当かな?」と思ったけどどちらにせよ史実や考古学から想像を膨らませて解釈をしていくのはとても楽しい。2023/11/17
A.KI.
1
オモシロ琉球・沖縄史ということで、わりとゆるく書いているようではありますが、巻頭の「すぐわかる琉球の歴史」だけでも、かなり手早く琉球の歴史が学べてよいと思う。日本と中国の間で絶妙なバランスを保ちながら存続してきたが、それでも飲み込まれてしまったことに歴史の諸行無常を感じる。グスクの石垣に空いた穴、埋められた人骨などまだまだ謎なことも多いんだなあと。沖縄には何度か行ってるけど栄養飲料ミキは知らなかった。ちょっと飲んでみたい…かな。2018/05/17
naoto
1
琉球は本当に日本と中国の間でやってたんだな。日本と中国が両親みたいなもの、とか聞いたことがあるけど、まさにそんな感じなんだな。でも今、沖縄を失うわけにはいかないので、沖縄には配慮した政策を望みます。2017/08/17
ナツメ
1
元島人です(笑)本屋で手にとって立ち読み→間をおいて購入。沖縄に生まれ育っても琉球の歴史って知らない事があるんですよね。意外に強かな琉球。読んでるとなかなか面白くてそうだったんだって納得。2011/08/01