危機と金(ゴールド)

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危機と金(ゴールド)

  • 著者名:増田悦佐【著】
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • 東洋経済新報社(2013/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784492732809

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内容説明

金の歴史から見える世界経済の真実

あなたが聞かされていた通説や定説は誤解と偏見のかたまりだった。

本書では、数多くの著書を持つ人気アナリストである増田悦佐氏が、経済が停滞する中での大震災という危機に見舞われた中で、金価格はこれからどうなるのかを、非常に説得的に分析します。
リーマン・ショックに端を発する金融危機以来、世界的なデフレ傾向が続く中で、金ブームが起きています。金投資を考えている、あるいはすでに金投資をしている個人投資家向けに、人気アナリストがこれからの金価格はどうなるのかを鋭く解説する本です。
金投資には、ギャンブル性が高いという印象を持つ人も多いが、これは、現実の金投資の世界とは正反対です。じつは金投資は、ほかのあらゆる金融商品に比べて長期的な価格変動(ボラティリティ)が小さい投資対象です。そして、ふつうはインフレに強い投資対象はデフレに弱く、デフレに強い投資対象はインフレに弱いのですが、金だけはインフレでもデフレでも良いパフォーマンスをします。
さらに大事なことですが、投資対象としての金には、「危機に強い」という特徴があります。さらに、おそらくは現代社会が抱えている最大の問題である、なぜ金融業界にはこれほど社会全体を混乱に陥れる事件が多いのかについての答えを明らかにします。それは、金融界のあちこちに住み着いている無限大という魔物の存在にあり、抜本的に解決するには、金本位制を再建することによりマネーサプライを有限の碇(いかり)につなぐほかはないということです。

目次

第1章 金投資の鉄則をお教えしましょう
第2章 「資産の砂時計」をご存じですか
第3章 バブルは6000年も続きません
第4章 金本位制は減ぶべくして減んだのでしょうか
第5章 金と陰謀?
第6章 日本が金に目覚めるとき…
第7章 そして、いまさらながら金投資入門

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とらのすけ

1
金を理解するには、紙幣との関係史を学ぶのがよいと理解しました。通貨「円」の強さについても理解が深まりますね。2013/01/26

はろはろは

0
p29の資産分類はとても参考になる。p67あたり銀との比率が拡大し続けていることの理由付け正しい。p81からのデフレについての考察、考え方として古いし実態にもあってない。p100あたりから通説に挑戦というのは意義あるが金本位支持はやはり誤った認識。p154ハイパーインフレの起き方も間違い。p164から、歴史事象の記述が丁寧にあり有用。時間があるときに事実確認のために再読すべき。しかし、それぞれの事象の解釈自体は間違っている。p192エリートに対する見方も偏見で誤り2016/04/22

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