- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
若者の関心がビジネスで成功することから、国際問題、社会問題の解決にシフトしてきている。
ボランティアや社会貢献に熱心に取り組む若者の姿をメディアで見かける機会も増えた。
東日本大震災後、さらにその傾向が強まってきているという。
本書は、二十円で世界をつなぐ仕事に関わる著者が、「社会起業家」について解説、紹介する。
ビジネスとして社会貢献に取り組むプロフェッショナルを育成、輩出することを目的にしている。
新しい時代の流れを感じるはずだ。
食事代の一部(20円)をアフリカの学校給食支援に充てる運動を紹介。マッキンゼー出身の著者が、ビジネスとしての社会事業を考える
【著者紹介】
TABLE FOR TWO事務局長
目次
序章 震災後のボランティア
第1章 二十円でできる社会貢献とは?
第2章 新時代のソーシャル・セクター
第3章 社会起業家になるということ
第4章 社会起業家はどんな仕事をしているのか
第5章 できる範囲で取り組む社会貢献
第6章 社会的事業に参加してみよう
終章 本との出合いが人生を変えた!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
48
私が思っていた社会貢献とは、大きく隔たっている。生きてきた時代が違うからと時代のせいにはせずに素直に感心し見習います。2016/10/24
Humbaba
9
社会貢献をしたいという気持ちがあるとしても,新入社員がいきなりそのような仕事を選ぶことはあまりプラスではない.それよりも,まずは仕事に邁進し,力をつけた上でその力を社会貢献に使うようにしたほうが良い.それが結果的には社会にとっても,自分にとってもプラスに働くだろう.2012/06/25
Ryohei Takehara
4
なるほど、といった感じ。以前著者の本を読んだことがあるので読みやすかった。今回TVで取り上げられたので読んでみた。 やっぱり、社会貢献をするうえで、ボランティア以上に続きやすい体制というのはNPOだったりするんじゃないかな??と、、、 2013/06/17
yori
4
★★★★☆ 社会貢献をしているからと言って、甘えが許される訳ではない。普通の企業で働くのが嫌だからと言って逃げる場所では無い、と言うのは納得。会社でちゃんと働ける人(もしくはその中でもデキル人)じゃ無いと社会起業家にはなりえない。2012/12/12
かずさん
3
社会事業に継続性という課題は付き物だけれども、それを「仕組み」によって解決する。そんなところに著者が社会起業の面白さの一端を感じているのが伝わってきます。「20代ではじめる」というタイトルにも関わらず、社会事業に飛び込むのは「会社に入って、ビジネスを学んでから」と言っているところが、社会貢献の大事なポイントの1つかなと感じました。2015/01/21