内容説明
世界から日本だけが取り残されていた”電力インフラ”整備。深刻化する節電の正しいあり方と、スマートグリッドなど日本のビジネスを一変させる技術について第一人者が緊急提言する。
目次
第1章 「節電社会」は待ったなし
第2章 節電社会のキーワードは「スマートグリッド」
第3章 エネルギーと社会のスマート化は世界の流れ
第4章 エネルギー革命が創る新しい社会とビジネス
第5章 新しい国のビジョンを描こう
終章 本書のまとめと「スマート国民総発電所」実現へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニョンブーチョッパー
1
○2013/12/26
なごまろ
1
まだまだ現実味を感じられない仕組みですが、この本に書かれていることが実現したらおもしろいです。実現したとしても、先の長い話にはなりますが。何にしても、政府の支援がなくしては難しいですね。やはり、再生可能エネルギーの扱い方と蓄電池の開発が急がれるところだと思います。2011/08/05
あみあみ
0
スマートグリッドに関する入門書的な本です。けっこうわかりやすく書いてありました。ただ、実現に向けた具体的な話があまりなかったように感じました。2012/08/05
惰性人
0
電力供給をネット化し、柔軟な需要供給システムをつくることによって節電する、いわゆるスマートグリッドを用いた社会を実現しよう!という提案。実現のための技術的課題や政治課題にはあまりふれておらず、漠然とした提案に終わっているように思います。2012/01/06
ゆうだい
0
国民葬発電所という、「みんながプラスエネルギー住宅に住めば、発電所いらなくね?」という概念を提唱。そのために、スマートグリッドや、エコポイントのようなスキームを紹介。あまり技術的な話はなく、メタンハイドレートやオーランチオキトリウムの話は一切ない。かなり政府的な発想に偏ってる。再生可能エネルギー促進のため、電気料金に負担金を上乗せすることを「低所得者層にも省エネへの参加の機会を与える」と書くあたり、かなりキてる。2011/09/20