内容説明
――これ以上、悪くなることもあると?
「なる可能性もあります。やはり、今回ので、いろいろなものが壊れてございますので……」
日がたつにつれ、新聞社やテレビ局の記者だけでない多様な人が「ジャーナリスト」として東電本店に集うようになり、東電を厳しく問いただした。新聞では決して報道されることのなかった「やりとり」の詳細を朝日新聞記者が50日にわたり克明に取材・記録。いままさに、東電の「汚染」と「隠蔽」体質が浮き彫りになる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jima
6
2011年3月11日の震災、そして原発事故。おそらく将来ずっと語られ、教科書にも載るような歴史の中に今生きている私たち。あのときの1ヶ月間の東電と記者たちとのやりとりを読むことで、あのとき何が起こっていたのか少し知ることができた。2012/12/13
海月
1
福島原発の1ヶ月間の流れを知るにはいい。会見の受け答えが官僚で腹立つけど。 2011/07/20
犬丸#9
0
★★★☆☆ まえがきとあとがきは面白かった。本文は、書かれた当時の空気がどうもこちらに伝わってこず、今ひとつ。 これじゃ「書籍」として破綻してるわな。 東電を取り巻く体質についてはこれからも精査が必要であるし、その為にこういう記録が後世に残ることも大事ではあるが、しかし売り物として書店に並ぶだけの内容がここにあるかというと些か疑問。2011/07/10
_aesop_
0
直後に読んだらよかったのかもだけど、あえて今読まなくてもよかったかなと思いました。2013/07/15
ライベクーヘン
0
あの当時の混乱、不安、怒りが蘇った。2012/07/22
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