聖地にはこんなに秘密がある

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聖地にはこんなに秘密がある

  • 著者名:島田裕巳【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2013/12発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062164757

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内容説明

日本の宗教史の大半は、明治になって国家神道が生まれるまで、古代の神と中国大陸から新たに入って来た仏教が一体となった神仏習合時代。その独特に豊かな信仰の世界が甦ります。日本人が一つになって頑張らないといけない今だからこそ知りたい、「古代から受け継がれたもう一つの日本」。ゆっくり楽しんでお読み下さい!

目次

第1章 クボー御嶽@久高島―何もない空間を聖地にするもの
第2章 大神神社@奈良―なぜ神体山は封印されたのか
第3章 天理教教会本部@奈良―訪れる者を圧倒する一大宗教都市
第4章 稲荷山@京都―何でも呑み込む現世利益信仰
第5章 靖国神社@東京―英霊とギャルの祭典
第6章 伊勢神宮@三重―なぜ古代の継承神話が必要なのか
第7章 出雲大社@島根―神が人間の前に現れるとき
第8章 沖ノ島@福岡―タブーで封印された聖地

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろ☆

17
宗教学者の著者による聖地論。天理教の教会本部の章は面白く読めた。確かにあそこは衝撃だった。2016/07/01

月をみるもの

14
伊勢神宮遷宮神話の捏造っぷりと、古代信仰の名残を現代に伝える大神神社(三輪山)・沖ノ島の対比が興味深い。靖国だのもろもろアニメの聖地は後世には残らないんだろな。。天理教本部や PL のあの塔もあと1世代くらいなのか。。。2022/10/29

Hiroki Nishizumi

5
思いの外軽いエッセイ。聖地へは行ってみるのが一番なのかもしれない。特に天理教教会本部には関心を抱いた。2019/09/23

ゆき

3
調べたかった。2013/11/11

エリカパパ

2
初夏の奈良を巡った。龍穴に磐座。神が憑りつく場所にとても惹かれる。大神神社についての本を探った。御神体の三輪山登拝の記述が興味深い。神の依代となる磐座を参拝する信仰の登山として定められおり、供物や像など民間信仰的なものは締め出されている。神仏習合を嫌ったかのようだ。古代のたたずまいを今に残し、大神神社を聖地たらしめているのは、仏教色密教色が一掃された結果なのだ、とする著者島田裕巳さんに同意する。出雲大社もしかり。今回は体調不良で登拝出来なかった。次回は必ず。稲荷山、天理教本部、沖ノ島の章も読み応えあり。2025/05/22

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