日本「再創造」 「プラチナ社会」の実現に向けて

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日本「再創造」 「プラチナ社会」の実現に向けて

  • 著者名:小宮山宏【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 東洋経済新報社(2013/05発売)
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  • ISBN:9784492395516

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内容説明

悲観論が横溢するのは、正しい情報を手にしていないためである。冷静かつ客観的に現状を見れば、日本は世界でも稀な恵まれた国である。
日本には、技術と人、そして経済がある。それらを単に足し算・引き算するのは前世紀の考え方であり、かけ算で考えていかなければ未来は作れない。
日本には幸いなことに課題が山積している。課題とは解決すればするだけ、高質の経験値と価値が創出される。高齢社会も低炭素社会も、先に解決した者が勝ちならば、早く課題に直面し、かつ能力を発揮した方が得に決まっている。
元東京大学総長がわかりやすく説く、未来を見据えたプラチナ社会実現の方法。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュール リブレ

12
日本も、まだまだ捨てたもんじゃないよ、って、おじいさん世代から励まされる本。 やっぱり、あの年代の方々は、一本、筋が通っていて、見習うところ大なり、ですね。2011/09/23

luther0801

9
▼著者の広い見識に基づく提案型の1冊。▼テーマを、爆発する知識(情報産業)、有限の地球(環境・エネルギー問題)、高齢化する社会に区分し、データを基にわかりやすく説明されている。▼国土が狭く、エネルギー資源も持たない日本を「課題先進国」と位置付け、「課題解決先進国」への道筋を提案。▼それだけにとどまらず、「小宮山発電所」など、自ら率先して実行に移しており、説得力がある。▼私のような、理系のド素人でもわかりやすく工業分野を説明されており、初心者から読みこなせる本でした。▼建設的で前向きな論調も良かったです。2016/02/19

がっち

6
東京大学前学長の本。工学的な話かと思えば、そうではなかった。日本は課題先進国といわれる、高齢化や人口減少がここまで進んでいる国はないからである。これから先この課題はわれわれが直面し解決しなければならない。そしてこの課題を解決することができれば、これは他の国に輸出ができインセンティブをもつことができるのである。B2011/08/12

松村 英治

1
知の構造化、総合化、越境などの重要性。広い視野から社会をとらえ、改善策を考えて未来を描く。小宮山先生がすごいのは、自分の家で、小宮山発電所とか小宮山エコハウスを実践されていることです…2015/06/01

Takeshi Iyoda

1
非常に建設的なご意見で、日本もこれからまだまだやることがあると実感させられました。もっと世界に展開していける国づくりが必要だと強く思いました。2012/07/13

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