実業之日本社文庫<br> 大延長 - 堂場瞬一スポーツ小説コレクション

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実業之日本社文庫
大延長 - 堂場瞬一スポーツ小説コレクション

  • 著者名:堂場瞬一
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 実業之日本社(2014/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408550404

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内容説明

夏の甲子園決勝戦。公立の進学校・新潟海浜と甲子園の常連・東京の私立恒正学園の勝負は、延長15回で決着がつかず、翌日の再試合に持ち越された。監督は、大学時代のバッテリー同士。海浜のエースと恒正の四番バッターは、リトルリーグのチームメイト……お互いの過去と戦術を知り尽くした、勝負の行方と、球場に出現した奇跡の舞台で交錯する人間ドラマを、スポーツ小説の旗手が圧倒的な筆力で描ききった、野球小説の名作。読めば勇気が湧いてくる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうじ

181
⭐️⭐️⭐️⭐️4/5 面白かった(*^_^*)高校野球もいいよね。あと暑い中、頑張ってる姿を見ると勇気でるし、また、若く戻りたいと思ってしまう。本当に筋書きのないドラマだよね。だから、感動が生まれるだね。野球っていいね!スポーツって素晴らしい!(*^_^*)2016/05/07

あすなろ

162
高校野球は、名言のオンパレードー堂場氏の自筆リーフレットを見るとこうある。確かに!僕としては、監督の名言が一番残った。いいよな、お前らは。何でそんなに楽しそうなんだ。まったく、監督なんてやるもんじゃないよ。いっそ、自分でプレーする方がよほど楽だ。これは、この高校野球小説を愉しんだ僕の気持ちを表している。我々サラリーマン社会でもその通り!2人の監督とその恩師についてメインで愉しんだ。2015/10/25

再び読書

129
「野球の神様」いるかも知れませんね!この物語は同じチームいた2組のメンバー(監督、選手)のお互いの性格を知りながら、対戦していく様も見どころでしたね!最後は「野球の神様」がそれぞれ悔いのない清々しい対決を演出してくれて、後味のとても良い終わり方でした。結果と言うのは本当にある意味残酷で、たらればを引きずってしまうが、それに至る努力等のプロセスはやがて、その結果を昇華させてくれるような気がする。二人の監督は最後は選手の自主性に委ね、その中心選手はそれぞれ監督となってこれから対戦する。少し出来すぎですが満足!2015/12/12

ゴンゾウ@新潮部

110
日本中の注目を集める甲子園大会。数々の名勝負が繰り広げられる華やかな舞台。そのドラマのなかには美談だけではなく、悲劇もある。そんな高校野球の魅力を凝縮した作品だった。決勝前日に起こるスキャンダル。大人達の介入。緊迫する心理戦。ベンチ裏の攻防。全てがリアルに表現されていて、本当に死闘を目の前で観戦しているようだった。ただ願うのは、将来ある選手の芽を摘まないこと。2017/03/05

ミカママ

109
野球のルールは、子ども時代に全巻揃えた「ドカベン」で覚えた私。以降、いろんなレベルの野球が好きで見続けているけれど、スポーツ小説というのはどちらかというと今まで苦手な分野でした。たとえば選手の動きをいちいち頭の中で映像化しないといけない苦痛、みたいなものが。でも堂場さんの小説は読みやすい!わかりやすい。そしてラストちゃんと落としどころで落としてくれるところが安心です。2013/03/03

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