SD名作セレクション(テキスト版)<br> 少女と移動図書館

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SD名作セレクション(テキスト版)
少女と移動図書館

  • 著者名:竹雀綾人【著】
  • 価格 ¥418(本体¥380)
  • 集英社(2014/06発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784086306089

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内容説明

【SD名作セレクション(テキスト版)】人類の姿が消えた未来の地球で、巨大図書館に一人ぼっちで暮らす司書の美少女フラスコ。いつか誰かが図書館にきて、たくさんの本を読んでくれる日を待ち続けていた。ある時、少女は待ち続けるだけではいけないと思い、自分から動くことに。大型の移動図書館車に本を大量に積み込み、きっとどこかにいるはずの人の姿を探して、少女は一人広大な大陸へ旅に出る。毎年毎年旅を続け、図書館では得られなかった体験を行く先々で重ね、成長していく。本を手にとってくれるまだ見ぬ相手を想いながら……。※この商品にはイラストが収録されていません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

YO-HEY@紅蓮ロデオ

26
良かったけど一気に読んだのは失敗だったかな…言わぬが華。そんで、綺麗な短編話でした(≧∀≦)2011/06/09

UC

11
積みから読了。作者がツイッターで一年以上つぶやき続けた言葉が編纂され誕生したノベル、『ついのべ』と呼ばれてるそうです。- 荒廃した世界で少女・フラスコは旅に出る。本をたくさん詰め込んだトラック・移動図書館に乗り込んで。まだ見ぬ人々に本の素晴らしさを伝える為に…- 読んでて思ったのは「どことなく、本当にどことなくだけど寺山修司の詩に似てる」ということ。うん、新鮮な作品だった。2016/03/14

七色一味

9
読破。Twitterのつぶやきを重ねて一冊の本にした本書。雰囲気は(あくまで雰囲気は)『火星年代記』のような散文的。Twitterを利用する世代にどう取られているのかはわかりませんが、短いセンテンスは詩的で、ラストも含め、文字以上に想像力とか感性を必要とします。これは疲れる…。2015/08/12

ころん

8
“ついのべ”というものに興味があったので購入。小説というより、詩集を読んでる気分でした。基本的にきれいで口当たりのいい言葉の羅列なんだけど、ゆるやかに流れる時間や滅び行く世界の美しさ、みたいなものを感じました。最後まで読むと世界滅びないけど。1冊でまとめて読むんじゃなくて、ツイッターで毎日少しずつ読んでたら、全然違う楽しみ方ができたんだろうなー2011/06/22

かみかみ

7
評価:★★★★☆ 自分の好みど真ん中だったのでこの評価。人がほとんどいなくなった地球で、移動図書館と共に旅をする少女の旅を描く。Twitterを活用したというだけあって、繋げると1つのストーリーになる詩集のような作品。読者の想像の余地が大きいように思った。それにしても本当に「最も登場人物の少ないラノベ」だな、これ。2011/05/26

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