角川文庫<br> ほのエロ記

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角川文庫
ほのエロ記

  • 著者名:酒井順子
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041801178

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内容説明

誰もが一度は体験する胸のときめき、甘酸っぱい記憶……。布団を被ってこっそり聴いた鶴光の「オールナイトニッポン」。落ちていたエロ本を木の枝でめくるもどかしさ。茶の間が一瞬で気まずくなるテレビの入浴シーン、などなど。あったあったと膝を打つ、今となっては、ほのかな、ほのぼのしたエロを徹底研究。思春期に接した懐かしのアイテムから最新グッズまで、日本人が感じるエロティシズムの本質に迫る傑作エッセイ!

目次

春のエロ(鶴光―ほのエロはじめの一歩;春画 ほか)
夏のエロ(女性アスリート;ヘソ出し ほか)
秋のエロ(ダミー・オスカー;和エロ ほか)
冬のエロ(混浴;エアセックス ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

190
はぁぁぁ、楽しかった。箸休め文学の最高峰を行く、酒井さんのほのエロ語り。彼女とは世代が近いこともあり、思春期から熟女世代の今日までの歴史を共有できるのはうれしい。親に隠れて観た「11PM」、女子高時代に回し読みした「GALS LIFE」大学入ってオトコ友だちにもらった「フランス書院」…。女子大生の頃、女子大生ブームにあやかってチヤホヤされた私ら世代の一部が、現在、熟女ブームというのをエンジョイしてるらしいじゃないですか?!羨ましいぞ!あたしも混ぜてくれ!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆2016/04/10

じいじ

78
 エッセイスト酒井順子が、ほのぼのしたエロティシズムを探求したエッセイである。実体験と綿密な取材跡が読み取れて、リアルかつ面白い。いくつか紹介しよう◆中学時代は鶴光のラジオ「オールナイトニッポン」のエロトークを音を絞って聴いていた◆電車で春画の本を読んでいて、急に飛び出す画の頁に慌てて栞でその部分を隠した◆遊廓と歌舞伎の関係の話、初めて鑑賞したストリップの話は、女性の鋭い観察眼に感心と笑いが…。エロい話も、酒井さんのの目を通過すると、ほんのり笑いが零れる話に変身は流石です。疲れを癒すには恰好の一冊です。2016/02/13

優希

53
様々なエロについて語っていました。タイトル通り全編通してテーマはエロと言えますね。とはいえ、さらりと読めるのは明るさにあると思います。面白かったです。2020/07/27

takaC

31
「実験人形ダミー・オスカー」!あぁ、懐かしいかな。タイトルに反して真面目系な書き物だった。2011/06/07

ぶんぶん

25
【再読】あれ、このタイトル覚えがあるぞ、と思いながら借りて来た。 案の定、再読だ、でも、スケベ心でまた読んで見る。 良く書けてる女性ながら男性心理も想像して書いている。 そこはかとないエロス、隠したエロス、日本人しか判らない淫情、こんなところに感じるんだな、という処が伝わってくる。 スケベだけど露骨にエロに走らない、これが奥ゆかしいエロスなんだな、と昼下がりに堪能した。 暇つぶしに読むには最適かも、酒井譲の踏ん張りに乾杯!2022/11/12

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