秋元康の仕事学

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秋元康の仕事学

  • 著者名:日本放送協会
  • 価格 ¥942(本体¥857)
  • NHK出版(2011/05発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140814765
  • NDC分類:159

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内容説明

大ブレーク中のAKB48や、美空ひばりの名曲『川の流れのように』はどのように生み出されたのか?その秘訣は「リサーチをしない」「予定調和を裏切る」「企画のマイナス面を意識する」など、独創的な発想にあった! メガヒットメーカー・秋元康氏が明かす、目からウロコの企画法や生き方論。勝間和代氏との対談も収載した、ビジネスパーソン必読の書!

目次

第1章 あえてリサーチしない発想法(企画の入り口は「気づく」こと;想像力を膨らませる ほか)
第2章 頭の中のマーケティング(皿を選ばない理由;ヒントは雑談の中にある ほか)
第3章 正解は自分の中にある(実績を積む;短所を隠さない ほか)
第4章 仕事の壁は乗り越えるな(自然体で生きる;サーモスタットを切る ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

105
まあまあおもしろかった。さまざまなジャンルでごりごりヒットを生み出す名プロデューサー、秋元康の発想法についてインタビューをしてまとめたもの。合間合間に勝間和代氏との対談もあるけど、なかなか対象的なスタンスの話はおもしろい。基本的にはセレンディピティを大事にし、好奇心を満たすことでアイデアの種を生み出すのが秋元流。あとは運だといいきるのも、最近はいろいろ納得できる部分が多い。2021/11/29

うりぼう

51
毎日、全ての時間を意識して使う。あらゆることに好奇心を持ち、気づきを蓄える。企画を産み出すために考えるのでなく、気づきの中から企画を組み合わせる。付箋を貼り続ける習慣と信じる力。平本氏の「価値観型」そのもの。そのぶれない自分軸が18歳から始まり、30歳で確立する。ひばりさんが認めてくれた。壁を越えようと立ち止まるより、左右にずれることで、動き続ける方がよい。逃げることも、動くことに通じる。勝間さんとの対談で、徹底的に視点をずらすことを意識している感じ。本文の太字とNHKのゴチック解説が少しうるさい感じ。2011/06/12

あつひめ

48
大きなことをしても構え過ぎない、自然体なところがどんどんアイデアを生み出したり、拡充したりするもとになっているのかもしれない。今までにも小説や作詞したものを見てきたけれど、誰もが思いつかないような目線で物事を見つめているところに興味を持っていました。今回、この本を手にしてより一層、「秋元康」という人間に興味を持ちました。毎日めまぐるしく変化する中で、気になることは記憶に残す。それが何年後かにひょっこり顔を出したり。それは、凡人である私でもできそうな気がしてきた。1行日記。良い事だと思います。やってみよう。2012/07/14

としP

21
面白いものとは、新たに生み出すものではなく、「気づく」と言うこと。自分が面白いと思えるかどうかが大切。そのために、常に好奇心を持っていることが大切。マーケティングは役に立たない。/ 最初からメディアが決まっていて、そこに食材を集めて料理を作ろうとすると、どうしても作れる企画も限られてしまう。/ 人に興味を持ってもらうには、どこまで意外性が持続するかが大切。エンターテイメントの基本と言うのは、全体像を見えにくくすること。/ とにかく、どちらかにまずは走ってみる。そこから臨機応変に軌道修正すればいい。2017/12/11

akira

16
図書館本。 なかなか面白かった。思考の方向性が予想とは違っていた。なんでも正攻法ではなく、なんか別の道があるんじゃ?と思う思考の柔軟さ。最近のモットー「バグに遭ったら散歩」に近いものがある。 ひとつ参考になったのは日常のアンテナの張り方。同じものを見たときに面白いと思えるからこそ、多くのアイデアを作ることができる。それはものの見方とも言えるかもしれない。 「こうやって日頃から、自分の接触していないことにも興味を持つようにしていると、多くのことを知るきっかけになりますし、単純に面白いんですよ」2018/06/21

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