内容説明
イゾベラは十代のころ、人気モデルとして活躍していた。だが、ストレスの多い仕事に疲れはてて引退を決意した矢先、悲劇的な出来事が起こり、消えることのない傷を体に負った。それから十数年後の今、イゾベラはブリスベンにある研究室に勤務している。ぶかぶかの実験用白衣で体を隠し、不格好な眼鏡をかけて、女であることを捨てたような生活を送りながら。そんなある日、イゾベラはギリシア人の雇主――アレクサンダー・ザフィリデスと初めて顔を合わせた。そのうえ、魅力的な彼と楽園のような島に行くはめになり……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいai
2
体に傷があっても美人には、かわらないんだよね。そして、研究者なんてかっこよすぎだなぁ。2013/11/19
みータン
1
スーパーモデルほどの美貌を持つヒロインの身に起きた、キロネックス・フレッケリ(猛毒くらげ)の事故。その後遺症と体への醜い傷あとが今もある。ヒーロー自身も咽頭ガンという苦難の過去があり、ふたり傷を舐め合う暗い話かと思ったけど…。前半はじめっとしすぎて自己憐憫と互いへ惹かれる脳内妄想ばかりで疲れたけど、後半は好みでグッと話に入れました。ヒーローのハスキーボイス、耳元に囁かれてみたい(爆) ★32012/01/06
こえん
1
元世界的モデルのヒロインと、元外科医のヒーロー。いまひとつ、ヒロインに感情移入できなかった…。2011/08/10
akiyuki_1717
0
実は再読、何年も前に読んだんだけど、終盤がグッとくるのがいい感じ。ヒロインが苦境にもめげず、自分の道をどんどん切り開く努力がすごい。ヒーローはちょっと自分の気持ちにも鈍いけど、威張りすぎず、目立ちすぎず、いい男だ。2014/10/03
Mari
0
★★☆2012/01/26