情報社会のいま - あたらしい智民たちへ

著者名：公文俊平

ＮＴＴ出版（2011/05発売）

• ISBN：9784757103122
• NDC分類：007.3

内容説明

現代（≒情報社会）がいかなるポジションにあるのかを解説し、「現代」をテーマに「ソーシャルメディア」により社会になにが起こりつつあるのかを概観する。つながりと共働（コラボ）が拓く新しい社会の姿を描く。
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目次

序章　情報社会とは何か（社会をみる二つの視点―文明と文化　文明と文化をもとに社会を分類する　近代社会の一つの進化局面としての情報社会―トフラー説との違い　社会をみるもう一つの観点―分布論的な見方）
第１章　社会をみるためのモデル：Ｓ字波
第２章　近代社会の進化の大きな流れ（近代化の三大局面　近代化のさまざまな小局面）
第３章　ソーシャル化のいま―通識・衆智とソーシャルメディア（衆智としての通識―ブログとツイート　社会知、ソーシャルグラフ、ソーシャルメディア　情報社会の“文化変容”＝人々の価値観や世界観の変化）
第４章　智民たちのいま（サイバーアクティビストの出現　サイバーアクティビズムの分化と群衆化　日本での智民形成）
終章　日本の情報化のいま

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[メルセ・ひすい]

15-42　そもそも情報社会とは何か？　Ｓ字波　進化の流れ　通報周知とソーシャルメデイァ　現代の情報社会がいかなるポジションにあるのかを解説し、「ソーシャルメディア」により社会になにが起こりつつあるのかを概観する。情報社会化の流れと現実の観察結果を対比させながら“情報社会の現在”を描く。

2011/07/23