内容説明
アレグラは十八歳の誕生パーティに現れた裕福な男性――ステファノに心を奪われ、一年後に彼との結婚が決まった。だが、結婚式の前夜に父親とステファノの会話を耳にして、衝撃のあまり家と故郷を捨てた。この結婚が男たちの“取り引き”に基づいたものだと知ったのだ。あれから七年、アレグラはロンドンで自活しながら、過去のことを忘れて前向きに生きようと務めていた。ところが、従妹の結婚式でステファノと再会し、いまも彼の魅力にあらがえないことを思い知らされる。ある目的のためにステファノが近づいてきたとは想像もせずに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きき
2
ヒロインに待ちぼうけ食わされたけど、愛してたわけじゃ無いから平気だもんって強がって結婚しちゃったのかしらヒーロー。だいたい愛してるよって素直に言っときゃ良いもんをメンドクサイ男。この作品の良いとこは、ヒロインにもロマンスがあって経験があって禁欲して無かったヒーローにガツンとショック与えているところ。2015/12/26
MOMO
1
ロベルト父ちゃんとイザベル母ちゃんが最低な親だったのと、互いに愛というものに対する考え方が違うために、結果的にすれ違ってしまったステファノ君とアレグラちゃん。そんな二人の再会ロマンスですが、どうもいろいろとはっきりしなくって・・・アートセラピーに関しては、結構いい感じで書かれてるとは思うけど、ステファノ君の心の動きに関しては、いまいちハッキリしないのよ・・・確かに、過去においてもアレグラちゃんを愛していたらしいけど、それにしては、やけになってたとはいえ三ヵ月後の彼の行動には首を傾げざるおえないし・・・2011/07/01
もな
0
結婚式当日に花嫁が来ないって辛いと思うわ。でもきちんと自分の思い伝えてたら回避できたのにヒーローイマイチ分かりにくい性格だわ。六年間の結婚で一緒に暮らしたのが六週間って結婚と呼べるのかしら?ヒロインじゃなくちゃダメなんだって早いうちに気が付いてるようなのに行動が後手後手で大人の男なのに何してんの?だったわ 2015/12/27
Mari
0
★★★2012/01/18
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