世の中への扉 ピアノはともだち 奇跡のピアニスト 辻井伸行の秘密

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世の中への扉 ピアノはともだち 奇跡のピアニスト 辻井伸行の秘密

  • 著者名:こうやまのりお【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 講談社(2014/01発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062169011

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内容説明

生まれたときから光のない世界にいながら、音楽への非凡なセンスを示し、ピアノの才能をのびのびと開花させてきた辻井伸行さん。特別な天才のように見える彼も、お母さんが“炎のレッスン”と呼ぶように、毎日何時間もピアノに触れることで、わたしたちに美しい音色を届けています。伸行さんを小学校5年生のときから知る著者が、輝く才能が生まれた秘密を、ときあかします。

目次

まえがき 奇跡が起きた日―ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール
第1章 ピアノはともだち―心と心を結ぶ音楽
第2章 心の眼―大自然のなかで五感を研ぎすます
第3章 世界への扉―十代のチャレンジ
第4章 奇跡を起こす才能―ピンチでこそ燃える「よーし、やってやる」
第5章 自分の道―挑戦の連続でつかんだ生き方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

132
ピアノの前に座り目を瞑る。そっと触れて鍵盤を感じる。心と体とピアノが繋がるよう指先を集中して弾き始める。指が鍵盤の上を踊り始め、ピアノもそれに応えて響き、心が通い合い、奏でている音に震える。…素人ながらピアノを始め、感覚と継続の大切さを教えられました。~辻井さんの集中力、向上力、表現力、純粋な心。人との出会いに感謝し、この世界の美しさを感じている。自然を体感し、そのすべてを吸収して表現する。優しく美しい音色を奏でて聴衆と心を通わせ、ピアノと一体となる。ピアノはともだち……私も自然体であり、純粋でありたい。2020/06/02

けんとまん1007

45
特別な天賦の才能+並外れた努力+環境+出会い+αが、今の辻井さんになっている。あまり音楽に詳しくはないが、辻井さんの音は特別なように思っているが、その一端がわかったように思う。このあと、どのようなマエストロになっていくのだろうか。2020/03/07

Hiro

24
僕も小さい頃からピアノをやっていて、今でもピアノが大好きです。この本は小学校の頃に一度読んで、読書感想文で賞をとったことを覚えています。辻井さんの演奏聴くと、本当に一つ一つの音が心に響いて震えます。「心の眼」で世界を見て、そのすべてを曲に託しているんだなぁと、感動します。辻井さんは、現在に至るまでさまざまな挑戦をしていました。何かに挑戦するということは、本当に大事なことなんだなと、辻井さんの生き方を知って、思いました。僕もこれから、いろいろなことに挑戦して、自分の想いを人にとどけられるようになりたいです。2018/01/29

ぴのこ

19
彼の演奏には、本当に心打たれます。演奏を聴いていると、彼の透き通ったきれいな心を感じます。神様のカルテは、本当に本当に美しいメロディですね。息子さんを小さい頃からいろいろなことに体験させたお母さんの努力は、現在の彼を作っていますね。彼は、計り知れないくらいの努力をこれからもし続けていくんだろうなと思います。

おはなし会 芽ぶっく 

17
教育出版国語 6年生 【平成27年度教科書掲載本 令和2年度教科書掲載本】 第58回全国読書感想文コンクール 課題図書 高学年 青い鳥文庫で読了。2009年6月、アメリカのヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝(当時20歳)。全盲というハンディキャップを背負っていますが、その演奏は人々を魅了します。2019/08/04

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