日本の合唱史

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日本の合唱史

  • 著者名:戸ノ下達也/横山琢哉
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  • 青弓社(2014/07発売)
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  • ISBN:9784787272973

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内容説明

児童合唱団、学生合唱団から市民アマチュア合唱団、プロ合唱団などが活発に活動しているように、合唱音楽は子どもから大人まで、多くの人々に親しまれている。近代から現代まで合唱が受容されてきた歴史を平明に紹介する論文と、指揮者や作曲家が合唱への想いを語るコラム、主要作品のデータ集などで構成する合唱文化への招待状。

目次

巻頭言 日下部吉彦

第1部 日本の合唱史をたどる

第1章 日本の合唱事始め――明治・大正期 山口篤子
 1 合唱の芽生え
 2 プロフェッショナルな合唱団
 3 官製の合唱団
 4 仏教界と合唱

第2章 合唱の昭和史 戸ノ下達也
 1 昭和にいたる音楽の歩み
 2 敗戦までのうたと合唱
 3 戦後のうたと合唱

第3章 放送局が咲かせた合唱の花々――文化庁芸術祭ラジオ部門合唱曲の部 野本立人
 1 「芸術祭合唱曲コンクール」前史――一九四五―六〇年
 2 「文部省芸術祭合唱曲コンクール」の時代――一九六三―六八年
 3 「文化庁芸術祭ラジオ部門合唱曲の部」の時代――一九六九―七二年
 4 低迷する「ラジオ部門合唱曲の部」――一九七三―八〇年
 5 最後の輝き――一九八一―八四年
 6 レパートリーの増加と合唱団のレベルの向上
 7 作品の傾向とプロデューサーの存在

第4章 現代の合唱 横山琢哉
 1 現代合唱事情――一九六〇年代からのいとなみ、合唱ジャーナリズムの変遷を軸に
 2 全日本合唱連盟と合唱界
 3 「うたごえ運動」からの系譜
 4 プロ合唱団の盛衰
 5 プロオーケストラ・オペラ団体における合唱の扱い
 6 学校教育での合唱音楽
 7 新しい合唱の地平を展望する――Tokyo Cantat の役割

第2部 指揮者・作曲家が語る合唱へのおもい

私の合唱人生 浅井敬壹

こんなに合唱曲を書くとは…… 池辺晋一郎

「土の歌」のことなど 佐藤 眞

私の合唱宇宙 新実徳英

私の合唱作品について 西村 朗

合唱界への新しい提言 三善 晃

自作解説 湯山 昭

Tokyo Cantat で見えてきた日本における合唱とその歴史――エピローグにかえて 栗山文昭

編著者あとがき 戸ノ下達也

合唱音楽の系譜
文化庁芸術祭ラジオ部門合唱曲の部参加作品
合唱競演会課題曲一覧

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hideiz

1
興味深い本。日本の合唱について、ここまできっちりとまとめた本は、あまりないのではないか。なつかしいタイトルを見て、青春がよみがえった。 浅井敬壹先生の波乱万丈な合唱人生には感動した。2015/03/10

Y川

1
不勉強な私には、十分勉強になりました。 個人的には、20ページ以上にわたる浅井先生の文章が興味深かった。2011/05/19

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