為替デリバティブ取引のトリック - リスクヘッジを謳った偽りの金融商品

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader

為替デリバティブ取引のトリック - リスクヘッジを謳った偽りの金融商品

  • 著者名:佐藤哲寛
  • 価格 ¥1,600(本体¥1,455)
  • PHP研究所(2011/05発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569797021
  • NDC分類:338.1

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

近頃、「為替デリバティブ取引で中小企業の倒産が急増」というニュースを目にするようになった。中小企業が銀行と契約した「為替デリバティブ取引」によって多額の損失が発生しているのだという。融資取引ではないのに、なぜ銀行相手の契約で倒産にまで至るのか。財務コンサルタントであり、デリバティブ取引にも詳しい著者は、銀行が勧誘したこの金融取引の商品特性、販売目的・方法について、大きな疑問を抱いている。銀行は「リスクヘッジ」というお題目で取引を勧誘しているが、それが実は「リスクテイク」と呼ばれる危険なゲームだったとしたら……。本書において著者は、「この為替デリバティブ取引がリスクヘッジでなかった」という証明に挑戦している。この証明問題を解くことによって、損失を抱えた中小企業の悩みは解消され、危機から脱出する方法が見出せる。事業会社のための、デリバティブによるリスクヘッジについて書かれた本邦初の実用書。

目次

第1章 優良中小企業が倒産の危機に
第2章 高リスクな通貨オプション複合取引の仕組み
第3章 企業が負ったリスクの正体
第4章 為替デリバティブ商品をつくってみる
第5章 これが危機脱出の解決策だ
第6章 再発防止への具体的な提言
資料編

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KbMb

0
上司に勧められて読んだ本。知り合いのコンサルさんに「著者に毒されないように」と言われていただけあって、割と偏った目線の理論だったように思う。それにしても為替デリバティブの仕組みって難しい・・・。2012/01/03

hirobirotaka

0
内容は筆者の言うとおり荒削りというか薄い本ですが、第2章の為替デリバティブの説明は分かりやすく、そのリスクの高さが認識できます。2011/12/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3092043
  • ご注意事項

最近チェックした商品