内容説明
両書は読み物としての味わいも格別だ。エロティックな性描写、英雄による巨大モンスター退治、ホラー映画のような場面もあれば、男女の愛憎劇や流血のクーデターの話もある。まさにエンターテイメント性満載の書物であり、読んでいてじつにおもしろい。
本書はそんな両書の「おいしいところ」を抽出して、わかりやすく構成している。『古事記』『日本書紀』入門の世界を思う存分お楽しみ願いたい。
(「まえがき」より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
えも
13
かなり分かりやすい。ザクッと知るのに便利。ただ、神々の名前が全部カタカナだったので、ヘトヘトになりましたね。2014/06/23
Chicken Book
5
日本の神話をざっと理解。これだけ個性豊かな神様を想像・創造してきたからこそ、今の日本ではどんな宗教でも面白ければ受け入れるし、一方で、ある宗教の厳格な一面には無頓着であるという、日本人の信教における二面性(多面性)があると思った。2021/09/16
tama-nyan
3
けっきょく登場人物の名前が外人以上に難しいのと血縁関係がワケわかんないのでどうやっても頭に入ってこん!2019/02/04
王蠱
2
ちょっち趣味兼勉強用に購入。本当に「入門本」と言う感じで基本的なことを分かりやすく解説してくれている一冊で分かりやすいのだけどある程度知識を前提として持っている人間としては目新しい知識は少なかったか。そういう意味では本当に「最低限のスタートライン」知識かね。改めて考えると世界中どこでも神っていうのは結構俗と言うか無茶するのが多いわなと。だからこそ神話にはその無茶っぷりが面白くて読み継がれてきたものも数多くあるわけだがww2014/11/10
ちー
2
出雲資料として読了。前半が古事記、後半が日本書紀を簡潔にまとめたもの。読了感としてはふーん…といったところか。前半の古事記で神話を、後半の日本書紀で天皇の系譜に重きを置いて説明していた。その為、後半では日本創成の神話は省略され、前半の古事記の神話との違いを明記するに留めた。あらすじ程度ではあるが古事記と日本書記の共通点、或いは違いがわかる本であった。図説ということで家系図や地図上の経路などが挿入されていた。最後が年表だけだったので 、最後に後書きかまとめなどが入っているとなお良かったか。2013/01/11
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