内容説明
『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』の著者が、ロシア語通訳として活躍しながら考えたこと、在プラハ・ソビエト学校時代に得たもの、日本人のアイデンティティなど、言葉や文化に対する深い洞察を痛快な文章で綴る。※本作品は紙版の書籍から解説が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
目次
1 親戚か友人か隣人か
2 花より団子か、団子より花か
3 心臓に毛が生えている理由
4 欲望からその実現までの距離
5 ドラゴン・アレクサンドラの尋問
6 対談 プラハ・ソビエト学校の少女たち、その人生の軌跡(米原万里vs池内紀)