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内容説明
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最新の研究成果を用い、大漁をねらう! 魚は釣りの仕掛けが見えるか? ルアーの色を変える意味はあるのか? 魚はどこに集まりやすいのか? 魚はどんな餌を好むのか? 釣れやすい魚、釣りにくい魚はいるのか? 釣り糸は細い方が本当にいいのか? など、釣り人を悩ます疑問に答えていく。プロの漁師も用いる研究成果を、釣り人向けに解説した、画期的な釣り入門書。(ブルーバックス・2011年4月刊)
目次
1章 魚を知る
2章 撒き餌を科学する
3章 釣り餌を科学する
4章 ルアーを科学する
5章 釣りのポイントとタイミング
6章 釣りにくい魚と釣りやすい魚
7章 釣り具と仕掛け
8章 釣り場の水環境
9章 釣りのルールと釣り場の保全
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マッちゃま
16
魚の行動習性を基に…学者が提案する釣り本。釣り入門なんてタイトルだと初心者が手に取りそうなタイトルですが全くの初心者が読むとチンプンカンプンな内容が多いかと。中級者(自称も含む)以上が読むと「ふ〜ん、なるほど」と楽しめます。それじゃ本書を読めば格段に釣りの腕前が上がるか?と問われれば一概には言えないかと思います。釣りしてて一番興奮する瞬間は狙った魚を釣り上げた時やと思います。ですが釣り本来の楽しみとは、その狙った魚を釣り上げるまでの過程でもあります。本書はその過程を広げ深め手助けして…くれそうな内容です♪2020/09/26
Toshi
13
タイトルに「釣り入門」とあるが、それなりに釣りをやっている人が科学的に納得するための本。ルアーでもタイラバでも、自分では釣れると思っている赤金が、「魚の目は赤い色に感度がいい」と書かれていると妙に嬉しい一方で、魚は側線で餌を感知しているのではないと言われると、「じゃあバイブ系ルアーってなに?」とがっかり。釣り人が全国に放流してしまったブラックバスや撒き餌による汚染など、釣りがもたらす環境問題にも触れているが、この問題はもっと声高に訴えても良いのでは。2021/05/04
フジ
9
これが入門の内容なのかよと思いつつ、読み物として面白い。自分が思っていた釣りと違っていた。一般の釣り人の方々はここまで考えてやってるんだなー。釣り竿持って川に行きたくなったわ。2015/11/13
うまかぼー
8
イギリスのことわざに、一生幸せでいたかったら釣りを覚えなさいというものがある。科学的だけどあまり参考にならなかった。これから釣りをやってみたい人はサラッと読むといいと思う。2014/07/25
shigoro
7
釣り人口って1000万人も居るんだな…ちょっとビックリだわ。ド素人でほとんどやったことのない小生にとっては、どれも未知の話だった。釣りそのものよりも魚の生態についての方が興味を持った。魚からは仕掛けも釣り人も見えるし、形状認識能力もあるが、水の中でエネルギーを使うので、消化が早く、本能でエサに食い付いているのかな?。科学と人知を賭けた、人と魚との真剣勝負だな。 2012/05/27