よみがえれ! 老朽家屋

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よみがえれ! 老朽家屋

  • 著者名:井形慶子【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 新潮社(2011/10発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784104761043

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内容説明

私たちは「家は高い」という呪縛からどうすれば解放されるのだろう? 家づくりは料理やガーデニングと同じ、特殊なものではないと説く著者が、東京・吉祥寺の商店街にほど近い15坪の古家付き売り地を購入し、「取り壊しが前提」と言われた築31年の建て売り住宅を見事に再生。その実践をもとに住宅文化のあり方を問い直す。

目次

はじめに―吉祥寺とロンドンでの「終のリフォーム」
第1章 立派な家より住みたい街を選ぶ
第2章 古家付き土地を狙う
第3章 350万円で店を兼ねた住まいを作る
第4章 バリアフリーにとらわれない終のリフォーム
第5章 おうちショップですべきこと
第6章 庶民のリフォームを阻む壁
第7章 自転車操業工務店の届かぬ悲鳴
第8章 中古リフォームで手に入れる未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

C-biscuit

13
図書館で読む。最近、中古住宅購入熱が冷めてきているしかし、たまにこの手の本を読むことで、知識をつけておきたい。この本は、タイトルの通り、築古の戸建てをリフォームする話であり、まさに、ビフォーアフターである。吉祥寺の優良物件を購入するところから、完成するところまでをかなり詳しく書いてある。巻頭に写真が載せられており、確かにかなりお買い得な物件であると感じる。中古物件は耐震が心配であるが、この家は建売であったようだが、しっかりした大工が作った家らしく、古い造りも良かったようである。昔の大工さんは素晴らしい。2016/08/14

tom

6
古家を買ってリフォームし、よみがえらせるという話。これが意外に面白かった。建築に携わる業者たちと材料を供給する業者たちの奇妙な関係。素人がリフォームに参入することの障壁。それでも期待する住居を手に入れる楽しみなどなど(熱意とこだわりがなければ、とうてい無理だけど)。大昔、私が就職したころ、定年前の上司が「家は三回建てて、初めて気に入る家を建てることができる。」と話していたけど、なんとなく、そんな話を思い出した。妙に、面白い本でした。 2014/01/19

lotta7

5
住宅リフォームのドキュメント。欧米と比較した日本のリフォーム業界の問題点も取り上げてある。問題が噴出して、ハラハラドキドキした。我が家もリフォームをしたくなった。2017/06/23

あつこんぐ

5
この本読んだら住宅業者が信用できなくなるなぁ(-_-)うちも新築じゃなくていいから一軒家がほしいわ。しかし、勉強してからじゃないと怖くて手がだせんな。私なんてすぐ騙されそうだ。もっと弱者に優しい世の中になってほしい(TT)2011/11/27

pugyu

3
中古住宅を自分好みに直して住みたいと思っていたが、それがどんなに大変なことか。建築業界には様々な壁があったり、職人には余計なプライドや手間を惜しむ癖があったり。著者のように何度もリフォームを手がけ明確なビジョンを持ってないと難しいのかもね。と思う反面、築年数がいってても梁の立派な中古住宅が見つからないかな〜と期待してしまう。2012/08/15

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