内容説明
グローバル化が加速する現在、ビジネスシーンにおいて「英語」は不可欠です。また、それを見越して、最近では、ユニクロやファーストリテイリングなど、国内企業のなかでも英語公用語を検討・実行しようとしている企業も出てきています。本書では、社内公用語を英語にしたある会社をテーマに、ストーリー形式で実際のビジネス現場で繰り広げられるいろんな場面を想定した、さまざまなトピック(英語での就任スピーチ、食堂のメニューが英語、など)が繰り広げられます。内容は、著者の会社の通釈・翻訳者への実際の依頼に基づいたオリジナルストーリーなので、実際に起こりうることとして臨場感がありますので、ビジネス英語の教養書としても読むことができます。あわせて、通訳式の英語勉強法である「シャドウイング」と「サイト・トランスレーション」をもとに、実際のビジネスで使用する英単語や英文を学習することができます。英語学習は、TOEIC450点の主人公の目線で進んでいきますので、無理なく勉強することができる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小紫
5
ストーリー仕立てになっている、英語学習のノウハウを伝えている本なのかもしれませんが、勉強させたいのなら8ptかそこらぐらいしかない文字サイズの英文は勘弁して欲しい……いくらオバマ大統領の演説が立派でも、これをしっかり読めるほど、健康な若い目の持ち主以外は排除されるのかしらん、とヒガミ交じりに思ってしまいました。そして、話の上だと承知の上ですが、会社を英語化した社長も、社員も性悪過ぎてウンザリ(苦笑)。中国人はあからさまに日本の会社の技術目当てで転職していくし、ま、ある種現実なのでしょうけれど。《図書館》2015/06/19
bontapapa
1
出来過ぎな感じはありますが、なんとなくヤル気を起こしてくれます。 今、ipadで英単語を覚えているので、継続しようと・・・ 今は思います。(^_^;)2012/08/26
にこにこ
1
こんなにうまく行きゃ苦労はしないよ~というストーリーではあったけど、成功モデルのイメージとしてはいいかも。はあああぁぁぁ・・・・私も勉強しなくっちゃ2012/03/30
ひょくたん
1
著者の方は通訳翻訳会社を経営されていますが脚本家でもあります。 そのため、本著はドラマのシナリオを読むように、読み進めることが できました。 ある製造業の創業者がある日、娘(MBA経由外資コンサル)に社長を譲ります。 娘は会社のグローバル化のために英語を公用語にします。 会社の若手社員は英語を勉強せざるを得なくなります。 そこでいろいろと通訳仕込みの勉強法が紹介されます。 一方、ベテラン社員の中には反発するものもあり、娘(新社長)は悩みます。 そんな話です。 小説のハゲタカで、ミカドホテルを2011/06/05
檀上智紀 a.k.a. DJtmk!!
1
自分の会社も外資系で英語力が求められているので、どんなもんかと読んでみたが、小説+英語勉強方法+グローバル向けビジネスtipsな本だった。全体的に目新しい情報は無かったが、自分の将来を思い描き英語の勉強するためのモチベーション向上の役にはたった気がする。2011/05/05