内容説明
ゲーム産業の一翼を担う存在となった「ソーシャルゲーム」を徹底解剖! この先どこへ向かうのか、どんな人材を求めているのか。業界トップ企業12社に独占インタビューを敢行、今なお変化し続ける業界の過去、現在、そして未来を俯瞰する画期的業界解説書!
目次
第1部 ソーシャルゲーム概説(ソーシャルゲームとは何か 海外におけるソーシャルゲームの経緯 日本におけるソーシャルゲームの経緯 ソーシャルゲームの特徴 ソーシャルゲームとマネタイズ ほか)
第2部 ソーシャルゲーム業界の最前線(株式会社comcept―ゲーム業界のカリスマが見据えるソーシャルゲームの未来 株式会社アプリカ―ゲームではない。あくまでもソーシャル“アプリ” 面白法人カヤック―面白さへのこだわり。超個性派企業の開発ポリシー Rekoo Japan株式会社―常に国際市場を意識。海を跨いで活躍するグローバル企業 株式会社コロプラ―「位置×エンターテイメント」を追求、日本に活力を ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆本に埋もれてます(╯︵╰,)
52
情報処理の教科書にでもなりそうな内容。2019/04/22
nbhd
13
なんだか引っ掛かりのない内容でショボン。「ゲームのお勉強」からソーシャルゲームを除外していく方針がいよいよ固まる。唯一、テーマとして気になっているのが「アタリショック」(この本でもちょっと紹介されてる)。ファミコン以前にアメリカで開発されたハード機「アタリ」。人気を博したけど、クソゲーの量産で人気失墜=アタリショック。ファミコンやPSからもクソゲーは生まれたけれど、元祖はアタリ。そのゲームクオリティが気になっている。そんな中、「アタリゲームオーバー」なるドキュメンタリーがあることを知る。ツタヤにあるかな?2017/03/12
烟々羅
10
ざっくりと目を通しただけだが、ここで取り上げられているソーシャルゲームとは「同じ時間を友人と過ごすこと」を主な目的とするアプリのようだ。仲間が遊んでいるときに自分が三日休めば三日分不利になるという構造が収益を支えていると読んだ。 企画する側、実装する側に立てば、その構造を支えるためにどのような規則をつくりシステムに落とせばよいか考えるのも楽しいが、ゲームは自分のペースで生活に無理のない範囲で楽しみたい一ユーザとしては「さよなら、どうぞご勝手に」だな2017/07/05
テキィ
4
1章の概論はとても良い。ゲームUIの話なんか、ホント良かったです。2章は玉石混淆。読み手の読解力を問うかな? なんにしろ旬な本なので早めに読めてよかった。詳しくはこちらも。http://bit.ly/giQEY6 タイトーは私も心配。ヒトのことは言えんが。w2011/04/22
FFFT
3
ソーシャルゲームの世界の状況もどんどん変わっていくのでちょっと読むのの遅かったかな、とも感じましたがソーシャルゲームの概要が理解出来、またインタビューに応じた個々のクリエーターの方々がどういう意識をもっているか知ることができた点は良かったかな、と思いました。今後どんなゲームが作られていくのか考えるのは楽しいものです。2011/12/23