内容説明
ニューヨークで生まれ育ったレオニダス・パルナッソス――レオは、父親の海運会社を引き継ぐためギリシアに帰国した。後継者をアテネの社交界に披露すべく、パルナッソス家の壮麗な邸宅でパーティが開かれた。そこでレオは美しい女性に出会い、目が釘づけになる。■パーティで給仕係をつとめていたエンジェルは、突然目の前に現れたギリシア神のような男性に息をのんだ。二人きりのテラスで唇を奪われたとき、その男性がレオニダス・パルナッソスだと知り、彼女はおびえた。エンジェルは、彼が復讐に燃える仇敵の家の娘だったのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひまわり
2
大昔の家族間の確執から敵同士のH/H。復讐といいつつ終始メロメロのヒーローでした。2011/05/05
びわ
1
メロメロを認められないヒーロー。ハーレクインのヒーローってなんで本人じゃなくて娘で復讐しようとするのかなー。それいったらストーリーできないんだろうけどね。ヒロインの境遇は可哀想だけど、忍び込んだらダメだよね。誤解されてもしかたがないねえ。2013/01/29
みろん
1
過去に嘘の告発でヒーロー家族を陥れた一族の娘と、ヒロイン家族に復讐を誓っている実業家とのロマンス。 確かに復讐心でメラメラなんだけど、それ以上にメロメロなヒーロー(笑)。2011/06/17
くろうさぎ
1
お互いの家の確執がすごくて、ひいちゃうかも・・・。しかし、どう考えても犯罪者でしかなさそうなヒロイン父。どうなったんでしょう・・・?2011/06/02
くまた
0
普通に面白かった。復讐のつもりなのに主人公に冷たくできずに色々と配慮してしまうヒーローが可愛い。主人公も妹のための愛人関係と言いつつそれがおためごかしに過ぎないと自分でわかっている辺りに好感が持てた。もっと考えようよと思わないでもない行動もあったけどまぁ流せた。2015/05/22