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内容説明
アップルが成功しているのは、iPodやiPhoneが革新的だからではない。ビジネスモデルそのもののイノベーションを成し遂げたことこそが、アップルが勝者たる所以なのだ。
『イノベーションのジレンマ』著者クレイトン・クリステンセンの盟友が示すイノベーションの新基準!未知の事業領域「ホワイトスペース<空白>」に進出して成功を収めるために必要な戦略とは?
目次
第1部 成長と企業変革を実現する新しいモデル(ホワイトスペースとビジネスモデル・イノベーション ビジネスモデルの「四つの箱」)
第2部 新しいビジネスモデルが必要なとき(内なるホワイトスペース―既存の市場を変革する かなたのホワイトスペース―新しい市場をつくる はざまのホワイトスペース―市場の地殻変動に対処する)
第3部 再現性のあるビジネスモデル・イノベーション(新しいビジネスモデルを設計する ビジネスモデルを導入する 既存企業特有の課題)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
20
本書のホワイトスペース(空白)は、まだ開拓されていない領域や、まだ需要が満たされていない市場という意味で、今あらゆる業界で問われるイノベーションに近いことと解釈しました。機能性、信頼性、利便性の3つが顧客ニーズを満たすと、その商品は市場においてコモディティ化し、企業としては価格競争へと強いられます。ここを抜けるためのホワイトスペース戦略の考え方。良著で再読確定本。2017/02/12
犬こ
17
良著だったので再読。顧客が何を望んでいるかを明かにし、それを提供する能力を築くべきだ。byジェフ・ベゾス。ビジネスモデル4つの基本要素ビジネスモデル4つの基本要素。顧客価値提供、利益方程式、主要経営資源、主要業務プロセスφ(..) 2017/08/06
tom1969
12
「ブルーオーシャン」「ブラックスワン」、今度は白の「ホワイトスペース戦略」。どちらにしても新なビジネスモデルは、変動的な市場でのチャンスタイミングをキャッチ出来る才能と努力、更にそれまで、それからの人脈と考えます。(結局、焦って駄目でしたが、まだ諦めないからこの手の本を読むのか。)2016/05/28
ふろんた2.0
10
わかりやすかったが、少し物足りない。ホワイトスペースという造語がうまくハマった感じ。ケーススタディで取り上げられた企業は成功事例を集めたものなので、関連書籍もたくさんあるだろう。本書をきっかけに掘り下げればいいかもしれない。2012/07/27
手押し戦車
8
商品がコモディティ化した時イノベーションの流れは商品改革の機能性、業務改革で信頼性、ビジネスモデルを改革し利便性を追求し価格を変える。顧客創造は資金、技術、アクセス、時間のどれかの障壁を壊し顧客価値を出す。新しい汎用技術が登場すると新しいビジネスモデルを必要とする産業が誕生する。顧客がどの様な課題を処理したいと考えてるかを実際聞き出し共通のニーズこそ顧客価値になる。ニッチで技術革新が起きないで長期的な競争力が容易に維持できるビジネスは有料の橋になる。お城は立派でも堀が弱いとすぐ的に攻められ崩される。2014/09/23