内容説明
人類永遠の宝となる優れた文学作品を数多く残した、18~19世紀の大作家であり、哲学者であるゲーテ。本書では、そんなゲーテの珠玉の名言の中から、とくに日本人の心に響く言葉を厳選して超訳。取り上げた言葉はすべて、本書のためにドイツ語原文から新たに訳し直したものです。人間への深い愛と、世の中に対する鋭い洞察力から生み出された叡智にあふれる言葉は、今なお新しく、心が疲れ、人生に迷うことが多い現代人を力強く励ましてくれます。生きる力と知恵を授けてくれる座右の書。「本文より、言葉の一部を紹介」自分の感覚を信じる 朝、考えることが1日を決める 行動と結果を楽しむ 友人を騙すぐらいなら騙されるほうがまし 他人の悪口を言うことは、自分を不幸にする 懸命に生きれば、必ず何かを残せる いつでも憧れの気持ちをもとう 結婚は、人として成熟するチャンス 賢さとは思慮深さである
目次
第1章 自分自身に関する言葉<br/>第2章 人間に関する言葉<br/>第3章 世界に関する言葉<br/>第4章 人間関係に関する言葉<br/>第5章 心に関する言葉<br/>第6章 人生に関する言葉<br/>第7章 幸せに関する言葉<br/>第8章 仕事に関する言葉<br/>第9章 知性に関する言葉<br/>第10章 愛に関する言葉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kubottar
11
さすがにいい言葉ばかりだった。これから「ファウスト」も読んでみようと思う(難しいだろうなあ・・) 2012/06/26
Sachi
2
ファウストを少しずつ読んでいるけれど、どんな場面で出てくるのかなぁと想像しながら読みました。 2018/07/15
Sakie
2
超訳、流行りだねぇと思いながらぱらぱらめくり、即買い。ニーチェのときはピンとこなかったが、これは読んでみたいと思った。こちらの心持のせいかもしれないけれども。どちらも人生の理について語っていても、ゲーテのほうが丸く感じられるのはものの見方の違いなのか訳の違いなのか。いずれにしても個人的にはこちらのほうがうまく腑に落ちた。 自身と直観的に結びつく言葉たちを拾い出して読む。自らのあり方を見直したいのなら、あぁあの人のことだなどと他人と結びつける思考はできるだけ排除したほうが身のためだろう。一度読んで思考を緩め2011/09/01
satomi
1
ファウストを読んでみようと思う。ゲーテの言葉から愛や知性、仕事に関すること、人生について、さまざまなことを考えた。教養を身につけ、アウトプットしていく。いつかゲーテの作品をドイツ語で読めるようになりたい。2021/07/15
陽之理
1
ゲーテは生命力溢れる人だったでしょう。2019/05/07