ハヤカワ文庫JA<br> 半端者

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ハヤカワ文庫JA
半端者

  • 著者名:東直己【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 早川書房(2013/08発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150310257

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内容説明

若き日の〈俺〉が、高田が、桐原がススキノの街を走りぬける……デビュー作『探偵はバーにいる』の前日譚が電子書籍版で登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

55
ススキノ探偵シリーズ。主人公の「俺」が探偵となる前の前日譚。高田も俺もまだ大学生。のちに登場する人物もちらほらと。そんな時代もあったのねっていう感じのお話。★★★

眠る山猫屋

31
やっぱり、好きだなぁこのシリーズ。現在は中年真っ盛りの主人公、未だ二十代の夏。現在の彼に続く根底が語られる。まだまだ喧嘩は弱いけど、心意気はこの頃から変わらず、殴られても軽口は忘れない。好きな女を案じ、嫌いなヤツを嵌め、赦せない出来事を断じる。あぁ親近感(笑)2011/05/10

Yuna Ioki☆

26
若かりし頃の俺。無鉄砲で怖いもの知らずで考え無し。当然危ないめにも会うが、まだまともな喧嘩の仕方もわからないので常にやられっぱ(笑)タイトル通り何もかも半端。でも半端だからこそできることもある。青臭い時代のほろ苦い経験や無茶な行動で培った経験が俺を作っているのは確かなんだよな。さて、ススキノ探偵シリーズ後1作。なんとか読み切れそうだな。2013/09/23

asa.com

26
ススキノ便利屋シリーズ前章。 『探偵はバーにいる』の俺がぐだぐだ大学生の頃のお話。 高田と『失楽園』を原語で読む自主ゼミに出席、家庭教師のバイト、それ以外はススキノで酒を飲み博打で稼ぐ。 俺が喫茶店モンデがある現在の住まいに引っ越す羽目になった。 今もお馴染みケラーに毎日通いながら、ススキノで起こる騒動がどたばたと展開。 マドンナ役のフィリピンダンサー、ピンキーことフェ・マリーンとの恋も織り交ぜ、内容はさておきファンを楽しませる一冊! あの人、この人!桐原や桜庭がこんなとこに~!おーーーーー(感心)2013/06/29

HiroshiKzk

21
若き頃の“俺”を中心に話は進むわけですが既にいい飲みっぷり。面白かった。2018/01/27

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