決算書の50%は思い込みでできている

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決算書の50%は思い込みでできている

  • 著者名:村井直志【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 東洋経済新報社(2013/05発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492602058

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内容説明

楽天、三洋電機、IHI、パナソニックなどの実例でわかる会計の本質。
会計は、実際に取引したものだけを記帳し、決算書に反映している、と思われている方も多いと思いますが、実はそうではありません。≪経営者の頭を悩ます、一筋縄ではいかない「会計独特の世界」が存在します。≫
本書ではビジネスパーソンとして知っておきたい、伝統的なルールから最新のIFRSといったルールまでを厳選し、経営を脅かす「会計トラップ」から、利益を守る術をわかりやすく解説します。

目次

第1章 突然、会社を襲う巨大損失のロジック
第2章 ソニーのV字回復演出とユニクロのポイント戦略の裏―「引当金」の会計トラップ
第3章 合法的架空資産に苦しめられた、真柄建設とハイビック―「減損会計」の会計トラップ
第4章 メディア戦争に仕掛けられた罠を利用する楽天、はまるTBS―「退職給付」の会計トラップ
第5章 一太郎様とりそな、巨大損失の引き金は誰が引く?―「税効果」の会計トラップ
第6章 意図せざる粉飾IHI・旧石川島播磨重工業―「工事進行基準」の会計トラップ
第7章 評価判断が三洋電機のCEOを追い込んだ―「時価の回復可能性」の会計トラップ
第8章 倒産シグナルが現れなかったNOVA、現れ続けるキムラタン―「継続企業の前提」の会計トラップ
第9章 新会計ルール適用による初めての倒産、アーバンコーポレイション―「棚卸資産評価」の会計トラップ
第10章 会計トラップに陥らないための対処法―経営者が理解すべき5つのロジックと必須の3ヵ条

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりの

6
会計処理の落とし穴にはまってしまった大企業の事例集。内容は結構複雑で難しく感じた。2021/02/24

リョウ

4
何だかこんなに曖昧なものによって経営が左右され、挙げ句の果てに企業が破綻してしまうかもしれないというのが何だかなぁという感じ。ただ、専門家に見てもらうことによって、財務上の危ない点などが分かるというのも事実。2012/02/03

オッティ

1
主に、決算書の作り方に関する本で、思っていた内容と違った。ただ、各章の終わりにまとめが書いてあったので、損切りも早くできた。2020/01/19

Ohno Takeshi

1
財務の専門家ではなく、現場の人間にも必要な知識だと思います。 現場誤った認識で進めてしまえば、財務経理部門だって簡単には把握できない。正しい知識を正しい認識で、良識をもって生かすことが企業実態を表す会計となるということがよくわかりました。2013/01/25

yotuba

1
決算書に計上される見積もりが多く含まれる会計処理の会計トラップに翻弄される企業を事例に平易に解説されてる。TBSと楽天の攻防の話は面白かったです。あと継続企業の前提の注記が7年にもわたってされてたのに無事だった会社はすごいですね。 2012/02/19

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