内容説明
進学を機に東京に出てきた須藤凜也は、兄の綾春のマンションに同居することになった。大学生の時に友人と会社を興して成功させた綾春は、凜也にとっては自慢の兄。実はふたりは血がつながっていないのだが、綾春は昔から凜也を可愛がってくれていた。そして凜也も、大好きな兄と一緒に暮らせることがうれしくて仕方ない。しかし、ある夜ふたりの関係が変わってしまう出来事があって……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
repemon
2
兄弟好きなので読んでみた。非常に軽い王道展開でさくさく読める。お兄ちゃんが主人公(弟)に対する態度が子供っぽくて残念だった。10代の頃コバルト文庫が大好きだった身としては、コバルト作家さんは筆力ある方が多くいらっしゃるイメージなので、このレベルの作品がコバルトで出るのかと思うと悲しくなってしまった。辛口でごめんなさい。コバルト以外で出たなら何も思わなかったんだけどなー。2015/09/29
れいく
1
ブラコンな弟と優しい兄、血が繋がっていないからこそお互いにこういう形で好きになって、けれど血が繋がっていないからこそ“家族”として複雑な気持ちを抱かなければならなかったわけで……。なにより綾春が兄として“出来過ぎ”だったから自分で自分をどんどん追い詰めて言ってしまい、それでも凛也の事を大切に思っていて切ない。2011/03/12
ばにー
0
良くあるお話しですね。大概こういう受け様って年齢より幼くて箱入り、お兄ちゃん過保護パターン。この薄さに良くまとまっていたかなくらいです。2013/10/26
wowon_2
0
3.7/5 綾兄怖ぇぇ2012/04/14
ゆん
0
とにかく表紙が可愛くて。車にひかれそうになるシーンが好きです