「失われた20年」の終わり 地政学で診る日本経済

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「失われた20年」の終わり 地政学で診る日本経済

  • 著者名:武者陵司【著】
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • 東洋経済新報社(2013/05発売)
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  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492395479

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内容説明

アメリカの「中国封じ込め作戦」がついに始まった!
1989年にソ連が崩壊し、米国にとって、日本を強くしておくことの意義が薄れた。そこで、日本の躍進を食い止め、米国の経済優位を維持することが米国の至上命題となった。1990年以降20年間の日本の停滞はその文脈で理解できる。
常軌を逸した超円高による日本封じ込めが起きたのだ。それを受けて日本は、賃金カットや工場の海外移転を進めてきた。日本は、生産性の向上に努めながら、一方ではそれに所得の増加がついてこない、という状況に陥った。こうして、グローバル化のなかで、日本だけが繁栄というメリットを受けられずにきた。
ところがいま、中国の台頭を受けて、そのパワーバランスが変わってきている。かつての日本バッシングは中国バッシングに変わり、日本は再び、米国の同盟国として繁栄を許される環境が整ってきた。中国の台頭を受けて、覇権国アメリカにとって日本の重要性が再び高まってきた。
失われた20年は日本を鍛えた20年であり、これからの経済繁栄の余地は大きい。著者独自の視点で描かれた、元気が出る日本経済論。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ケンタ

0
ソ連崩壊後からアメリカの敵が日本の経済力に変わったということにびっくりしました。確かにバブル崩壊前までの日本の経済力はアメリカにしてみれば恐ろしかったんだろうと思います。 2015/07/17

ま~やん

0
書かれた頃に読めば、明るい未来を感じて元気になれたかもしれないが、今現在とのギャップを考えると、著者の予測は甘かったとしか言えない気が・・・。ところで、この本のサブタイトル「地政学」的な観点はいずこに?2012/06/10

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