生きるとは、自分の物語をつくること

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生きるとは、自分の物語をつくること

  • ISBN:9784101215266

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内容説明

人々の悩みに寄り添い、個人の物語に耳を澄まし続けた臨床心理学者と、静謐でひそやかな小説世界を紡ぎ続ける作家。二人が出会った時、『博士の愛した数式』の主人公たちのように、「魂のルート」が開かれた。子供の力、ホラ話の効能、箱庭のこと、偶然について、原罪と原悲、個人の物語の発見……。それぞれの「物語の魂」が温かく響き合う、奇跡のような河合隼雄の最後の対話。

目次

1 魂のあるところ(友情が生まれるとき 数字にみちびかれて 永遠につながる時間 子供の力 ホラ話の効能)
2 生きるとは、自分の物語をつくること(自分の物語の発見 「偶然」に気づくこと 黙っていられるかどうか 箱庭を作る 原罪と物語の誕生 多神教の日本に生まれた『源氏物語』 「死」への思い、「個」への執着 「原罪」と「原悲」 西欧一神教の人生観 厳密さと曖昧さの共存 忘れていたことが出て来る 傍にいること)

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