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内容説明
世界中の企業が、従業員に求めるものの第1位は、エフェクティブ・コミュニケーション(効率よく考えを伝え、よい効果を生み出す能力)だという。コミュニケーションの原義は、「共有する」こと。困難な状況を打開するにも、他人とよりよい関係を築くにも、共有することから始めなければならないことは誰にも明らかだろう。何をどう伝えれば効率と効果が期待できるのか。刻々と変化するメディアを十全に活かすヒントが満載。
目次
序章 共有する技術
第1章 目的を「よりよく」達成するために(メッセージを運ぶ装置とは
効率は量の問題、効果は質の問題)
第2章 人を引き付ける話し方とは(言葉はどのように生まれたのか
話し言葉の性格
三分の即興の話をするのに三日が必要)
第3章 一回で理解される文章を書くために(書き言葉の性格
一回で理解される文章と、一〇回読まないと理解されない文章)
第4章 言葉を超えるもの(口ほどにものを言うもの
センスの問題)
補章 電子メールによる伝達をどう考えるか(電子メールの基本
電子メールの特質と文章作法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
1.3manen
13
今、世界村が実現している。理由は、同時性、記録性、広範性、擬似臨席性が実現しているため(35頁)。人を引き付けるのは、話し方や風貌、能力や人徳の高さ(65頁)。話し手は声の大小、強弱、抑揚、話の速度、視線、表情やしぐさ、服装で人を引き付け、聴衆と呼吸を合わせること(66頁)。よい文章は、明確な目的と一意性を備え、読者が容易に理解できるもの(88頁)。言うは易く行うは難し。練習あるのみ。意思疎通は思いやりの行為(145頁)。他人への配慮。これに尽きる。自己満足では評価されにくい。緊張感を伴いながらの主張難。2013/07/07
Kentaro
6
アメリカの例を見ると、社員募集に使われるジョブディスクリプションの中には、必ずと言って良いほど、「秀でたコミュニケーション能力(excellent communication skills)」「口頭、文書による優れたコミュニケーション能力(effective oral and written communication)」といった文言が入っている。この能力は結局のところ、個個人の性格、知識、教養、品性といったものと複雑に絡み合っているため、感情や意思の疎通を図るためには、非言語のボディーランゲージも必要。2018/10/30
Nobu A
6
職業柄、「何故上手に伝えることができないのか」、「もっと上手に伝える表現方法はないのか」等とよく考えてしまう。そこで手に取った図書館本を読了。世界中の企業が社員にエフェクティブ・コミュニケーション(効率よく自分の考えを伝え、よい効果を生み出す能力)を求めているだとか。多様化したメディアの適切な判断と用途による表現方法から始まり、言葉の発生仮説、文章構造、非言語行動と多岐に渡り解説。上手く纏めてあるが、目新しい物はない。でも、コミュニケーションにおいての効率と効果を考える際の「臨席性」という言葉を学んだ。2016/08/26
ぷるぷる
6
自分の表現を他者に伝えるのは誰しも常に行なっていることであり、その難しさも分かっていること。そんなコミュニケーションの手法を体系的に捉えて割りとどうでも良い論理的な解説を適度な眠気と一緒に届けてくれる本。 社会文化のなかで期待された行動様式のコミュニケーションをしないことというのは同意したい。ただ自分自身の思考を如何にして分かりやすく他者に伝えるか? 専門用語をどのように噛み砕いて一般教養に置き換えるか? というのを考えていたりしたので、ちょっと肩透かしであった。2012/01/02
mitsu
5
何ヶ月か放置して、やっと読了。話し言葉と書き言葉にわけて、歴史的な背景からコミュニケーションのあり方を教えてくれる本。会って話す、電話で話す、手紙を書く、メールを送るはすべてちがう伝達方法。それぞれの長所短所を含め、時と場合に会わせた表現の伝達の仕方を解説してくれた印象でした。コラムが具体的な話が多く、なかなかおもしろかったです。2014/03/09




