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内容説明
ゴールドラット博士の側近中の側近として世界各国で博士とともに理論を実践し、進化させ続けている著者。ここ数年、マルチプロジェクト(複数のプロジェクトが同時進行する)が、現場では前提であるとして、研究を重ね、改善を加え、いくつもの事業を成功に導いてきた。その理論、実践方法を、余すところなく、かつ具体的に本書にまとめた。
目次
1 プロジェクトは人が行なうもの―人のサガ
2 マルチタスクをなくせ!―選択と集中
3 目標を共有せよ!―目標すり合わせ
4 成功へのシナリオをつくる!―段取り八分
5 工期短縮!―サバ取り
6 全体最適の先手管理!―ゆとりのマネジメント
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomohiro_Y
7
貧弱企業では顧客案件はすぐに一人でマルチタスク、回していくのが苦しかったので、本書を読みました。情報共有の有用さと効率化、他人心理の考え方など、有用な情報の宝庫ですね。もっと早く知りたかったです。2017/11/16
nyaoo
3
10年前の本だけれども陳腐化する内容ではない。 バッファの考え方や逆算計画は納得感がある。 問題検知のための「言い換え大全」みがあってメモしながら読んだ。2022/10/09
shun
3
ゴールドラット氏のTOC理論を分かりやすく書いてあった。 イラストが可愛らしい!2022/05/29
ムートン
3
冒頭に、「知ること」と「やれること」の違いの大きさを見くびってはならない、と書かれている。見くびっているどころか、その2つをどう埋めていいのかがわからず、途方に暮れているのが現実だと思う。ODSCを明確にし、ゴールから逆算で工程表を作成し、サバ取りを行い、「あと何日」で進捗を管理する。書籍ではきれいに流れるけれど、「約束したことを守らない人」、「サバを隠し続ける人」、「気まぐれにすべてを台なしにする上司」への対処に疲れ果てるのが現実だろう。それはともかく、優れた手法だと思うし、適用できたらいいなと思う。 2019/08/03
hit4papa
3
プロジェクトの全体最適化を、言葉と絵で、論理的かつ体系だてて、わかりやすく説明している点が買いですね。難しい用語を使わずプロジェクト経営の本質を語っているところも良いです。ただ、ゴールドラット博士の名とともに、CCPM、TOCのすばらしさを連呼するのには閉口してしまいますね。