内容説明
産育と教育の激変期に生きた青年たちの諸相。経済構造の大変動により、地域差をもちながら、出産・育児、教育の構造が変貌した高度成長期。そのなかで社会へと向かう青年、その家族、また教師の取り組みを口述史料から捉え返し、「生きられた歴史」を描き出す。「青年の自立と教育」の社会史。
目次
「青年の自立と教育」の社会史を目指して
第1部 高度成長期における“学校から職業社会への移行”(高度成長期の社会と教育 学校から職業社会への移行の諸相)
第2部 進路選択の実際―農村と都市(農村社会における“学校から職業社会への移行”―秋田の「集団就職」 昼間二交代定時制課程を生きた少女たち―愛知県立起高等学校)
第3部 進路指導をめぐる実践と理論の諸相(過疎化と地域産業の盛衰のなかでの進路選択―京都府奥丹後 高度成長期の中学校における「進路指導」問題―全国進路指導研究会に参加した教師たちの実践に即して)
第4部 家族の子育て意識と教育(日本における受胎調節運動と「子ども二人」の家族像 家族計画運動と炭鉱労働者家族の子ども観 ほか)
戦後日本の青年と教育―多様な経験の実相
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